東京株式市場で、日経平均株価が34年ぶり、史上最高値というニュースを
どのメディアでも、トップで扱っている。
34年前、私はボストンに本社のあるITのベンチャー企業に勤め、
その会社の株を、ストックオプションとして与えられた。
世界先端の技術と同様、その株価も日本では考えられない利益を産んだ。
私は、一時的な投資家もどきのバブル時代だった。
今ほどの円安でもなかった。
あれから34年。
ただ貯金しているだけだと、その価値はどんどん下がる事はわかっている。
投資に詳しい友人達は、 何をやっているんだと言う。
近い身内に証券マンもいる。
でも、向いていない、興味を持てない、覚えられない、残念ながら。
お金には縁がないのだわ。
それでいい。私は私。
映画 Perfect Days を見た。
ヴィム ヴェンダース監督 役所広司が主演し、東京が舞台だ。
小津安二郎の世界、禅の世界のようだが、私はそれらはよく知らない。
静かに静かに心に染み入る、いい映画だった。
これからの私の人生の、指針にもなるような映画だった。
何度も思い返している。
株価とは真逆の世界だ。
散歩の途中で出会いました。
カメンフクロウ 🎵