ぼーっとしていると、おいしい時期がすぎてしまう。
というわけで、朝、車をとばしてタケノコを買いに行った。
以前、帝国ホテルで「タケノコずくし」会食をしたことがある。
見事だったが、私は家庭で作ったタケノコ料理が一番好き。
大きいのを二本も買ってきた。現在、コトコト灰汁抜き中。
さあ、何を作ろう!
タケノコごはん、たき物、煮物、焼き物、てんぷら、いろいろ・・・
春は、新しいスタートの季節。身軽に動きたいなら、まずは環境の整理から。
ということで、家の整理にとりかかっている。
一番苦手なことなのだが。
ちゃんと終わるかしら・・・終わらなければそれはそれ (^^♪
年初からの超多忙の時期が過ぎ、今は小休止時期。
整理開始。
大量の本。何度目かの大量処分。我が家の財産は本かも、と父が言っていたっけ。
親の時代からの、大量の本。
ページをぱらっとめくると、別世界にいざなわれる。
パラリとめくった、ヘルマン・ヘッセ
「青春は美わし」高橋健二訳
約1時間のコーヒータイムの読書。
久しぶりの清らかな世界。
南ドイツの美しい自然に囲まれた田舎町、家族愛、青年のあこがれ、恋、
ドラマチックではないが、初々しさと気品が心地よく、心が愛情にあふれる。
読んでいない本がたくさんある。たくさんたくさんある。
父は読んでいたんだな。
でも私にはもう読み砕く時間はない。
心に響くであろう、たくさんの物語を読めないことはもったいないが、捨てよう。
図書館の「どうぞお持ちください」コーナーに持っていくのだ。
見回すと、身のまわりには、今は使わないもの(でもいつか使うかも)だらけだ。
私だけが「今とこれから」使うものだけ残そう。
想い出も、できるだけ処分しよう。心の中には残っているのだから。
先に向かって生きていくのだから。
ということで、真夏がくる前に、できるだけ整理したい。
随分整理したのだが・・・。
このような決心、もう何度目になることか。
でも、今日は終了! コーヒータイムが長すぎた。
いつもこんな調子である。
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大きなタケノコ、二本も購入! この夏みかんも大きいのです。季節を食べよう。 |
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多忙時期終了の今、料理に走っている。 バナナケーキを焼く。 私がこの地に戻って来たての頃、東京の友人から小包が。 開けたらお手製のバナナケーキだった。 色々焦っていた時期だったので、とてもうれしかった。 バナナケーキをみると、思い出す。 お元気かしら?久しぶりに手紙を書こう。 |