2025年1月14日火曜日

スケッチ会

 「なんて素敵なスカーフなの!」

「自分で編んだのよ。すごく時間がかかったの。

フランスの糸でなかなか売ってないの」

スケッチの始まる前 の30分は、自由時間である。

現在は、着物のリフォームや手芸、編み物の発表会となっている。

プロ並み&その辺には売っていない作品に魅せられる。

教えあったりして、スケッチにも劣らない盛況である。


私たちは、スケッチ ウォーキングの元メンバーだった。

多い時は30人位いたスケッチ集団だったが、先生が体調を崩されて解散した。

その後男性陣は活動を停止、女性10名弱で、ささやかな同好会を作った。

スケッチをやめたくなかった。

月に一度、同じ趣味の仲間で集まるのは、楽しみだ。

発見!女性だけになると、皆何と生き生きしていることか。

主婦がメインの(この地の)我が年代の女性は、一般に、男性を「立てる」。

男性も「立てられ慣れ」ていて、それほど上手でもないのにウンチクを垂れる。

仲は良かったと思うが、今は枠が外されて絵の批評もダイレクトで賑やかだ。


月に一度、その日のために、描いた絵や宿題の模写絵を見せ合う。

若い頃からの編物や手芸作品を「自慢」する。

手仕事作品のない私のような人でも、見ているだけで楽しい。

お花博士、野菜博士なども順に登場する予定。


そして、何よりの脳の活性化と刺激になるのは「おしゃべり」だ。

ずっと第一線で仕事してきた人も、ずっと専業主婦だった人も同感するのは、

この年齢になってつくづく思うのは「話をする事がどんなに大切か」ということだ。

誰でもいいというわけではないが、おしゃべり相手を大切にしようと思う。


教えてもらって
以前作ったリュック ❤️
気に入っているけれど使いにくいのだ


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