2025年3月23日日曜日

ありがとう Mr. G

 ついに車を手放す事にした。

故郷に戻り車を持つようになり、美味しいパン屋さんに出会った時、

この地に暮らしていける、と思った。

生活は激変した!

ちょっと走れば、海、山、素晴らしい自然が溢れる故郷だ。

美味しいものも簡単に食べに行け、新鮮な素材が格安で入手できる。

この車は2台目、軽自動車にしてからは小回りもきくし、

なんと言っても、私好みの素敵な外見なのだ。

ブリティッシュグリーンのミラ ジーノ。

Mr.G (Mr. Green) 。

心像的には、時には可愛いハリーポッター(映画のではなく、本の挿絵の子供時代の姿)で、イタズラ坊主の遊びなかま、時には頼りになる同志だった。

15年位前に購入したのだが、その時点で販売終了だった。

ネットで探し回って購入した中古車だ。


手放したら廃車、の予定だったが、クラシック的な人気があって引き手あまた、

生き残る事になった。納得です。

購入者はきっと大事にしてくれるよ。元気でね。

私は運転が得意ではないし、最近は買い物に行くぐらいしか乗っていない。

運転がちょっと怖くなっている。

車の売買の事とか、車がなくなった後の設備変更とか、元気な今のうちに片付けたい、

と思ったのだ。


Mr G、たくさん一緒に過ごしたね。

家具の購入、海辺のコーヒー、パソコン講師でパソコン積んだり、

運動着詰め込んで運動にも行った。画材や絵を満載して、お稽古にも行った。

膝痛で歩行困難な時、スケッチウォーキングのスケッチ場所に車で乗り込んだり。

お弁当や飲みもの積んで出かけたり、友人と待ち合わせて、買い物に何度も行ったね。

母が施設に入った最初の半年間、毎日海辺の急な山道を、食事運んで会いに行ってた。

母を乗せて、桜吹雪の中も走ったね。

来客を駅まで何度も運んだり…。

それから図書館!

郊外の大きな図書館には広い駐車場があって、大好きな時間を過ごしてきた。

今度は自転車で行きましょう。

多くの時間は、私とGと2人?だった。たくさん話をしたり、大声で歌ったね。

1人で乗っていると、色々なイメージが湧き、イメージ溢れるいずみの中にいるようだった。


いい時のお別れだと思う。

お互いに新しい出発です。

時は春。ありがとう ❤️



 超クラシック カー

2025年3月16日日曜日

忘れない

 夜中に目が覚めた。

朝の3時。夢を見ていた、まだその中にいた。

伊沙子さんが私の台所で、私の不備な調理器具を笑いながら、

手際良く朝食の支度をしている。

私は社会人になりたて風で、1人暮らしを始めたばかりの烏山の小さな部屋の台所。

私は横で、美味しそうに焼けていく魚や、味噌汁の香りに包まれている。

夜中までおしゃべりして、伊沙子さんが泊まっていった朝なのだろう。

実際には30代も終わりの頃知り合い、彼女が家にきたこともなかったが。

年齢はさほど離れていないが、怒涛人生をしてきた伊沙子さんはずっと歳上の

姉と母親の中間のような存在だった。

亡くなられて7年もたったんだわ!

(2018年12月12日Charing Cross  参照 上部の検索欄で検索できます )


目が覚めきれない状態で、彼女がそこにいるのを感じていた。

あの時代を忘れないでね!と、来てくれたんだ、と思った。

いつものミステリアスな微笑みを浮かべて。

私たちが、エネルギーと夢に満ちていたあの頃。

ロンドンでも同様。突進しがちな私のブレーキになりながら、

あなたも何やかや駆け抜けていた。


伊沙子さん、出会えてよかったです。

あの頃を忘れないで!と来てくれたんですね。

高齢になっても、身体が迅速に動かなくなっても、

心の中の「その人らしい光」は、消さないで!と。


外は雨。春に向かう雨の日曜日です。

             🌸 スマホによっては、検索が困難な場合もあります。


箱根は春間近











お盆休み

ちょっとはちゃめちゃな1週間だった。 お盆休みでいろいろなことがお休みになり、 人々の多くは「家族行事」の週だ。 少なくなってはいるが、子供や孫を迎える、 というのが昔ながらのスタンダードな平和風景だ。 特に予定のない私は、絶対に家の整理!絵も描きたい!と思っていたのに、 抜本的...