体が暑さに慣れていないので、きつい。
自由時間の中で漂うことができるリタイア世代は、こういう時はありがたい。
昨日、蒸し暑い雨の中、家の前をレインコート姿で、
大きな手押し車を押す女の子に出会った。
ワッフルを売っているのだ。
一軒一軒、声をかけて売り歩いている。
小麦色のつるんとした若者の腕が、汗ばみ雨をはじいている。
20代はじめに見える、少年のような女子。
蒸し暑い雨の中、過酷な労働だ。
声をかけても、どの家も反応がない。
私は思わず、少しだけれど、買ってしまった。
週末だけ新聞をとっている。
先ほど夕刊が届いたとき、ちょっと注意したいことがあったので、外に出た。
配達バイクに乗った配達員は、やはり20代はじめに見える女の子だった。
新聞社のおしゃれな制服を着、バイクの籠には、きちんと新聞が揃えてある。
話が終わると、彼女はお辞儀をして、去っていった。
男性が多い職種の中に(私にはそう思える)、若い女性がたくさん参入している。
評判のいい、女性だけの大工集団もあると聞く。
体力を伴うので、大変だな、でも頑張っているな。
男女差よりも個人差だろうが、女性だと、何かホットはする。
ただ、細い。細すぎる。もっと堂々と、バン!として!と思う。
頑張れ!と思う。
時代は厳しく変化している。
「主婦」希望の女性がかなり多いのは、日本位だろう。
そういう人にはお気の毒だが、
既婚未婚を問わず、女性の自立は止められないだろう。
自由を得ることは、反面、きつくもある。
しかし、自由を知ると、もう戻れない。
![]() |
オクラと、しその収穫 明日、友人宅へ行くのでおみやげにしよう。 |