2017年9月23日土曜日

故郷は進化中

暑いとはいえ、空はどこまでも高く、肌をかすめる風はひんやりして心地よい。
お彼岸のお中日で、休日の今日、家にいたらおせんべボリボリの午前だろう。
それよりはと、日本語ボランティアの課外イベントに参加することにした。
イベント会場のお城は、我が家から徒歩数分でもあることだし・・・。

お城の案内を、地元の中学生が英語で説明するという行事。
中学生たちの英語経験を増やし、昨今続々と増えている海外からの観光客に
気楽に対応できるようにしたいのだ。
案内を受ける外人を募集していて、私の所属する日本語ボランティアの会も、
参加することになった。
私も2人の先生と共に、参加希望の生徒を連れて参加したわけである。

生徒たち:フィリピン、香港、カナダ、タイ、米国と色々


怪しげなおじさん風!もいる

ガイドするのは地元(我母校)中3女子s!
はきはきしていて物おじせず、とてもよくできました!
忍者姿とゆかたで、サービス満点。
右のはるかちゃんは、途中で帯がゆるみ、ヘルプしました。

英語で説明を聞いていると、場内の風景が大変エキゾチックで
「本物志向で価値が高い」ということを実感する。
つまり、建物や環境は外形だけまねたのではないし、
(文化庁レベルで修復維持されていると聞く)
この場所で色々なことがあった歴史そのものであるということだ。
ディズニーランド的では、まったくないということだ。

私たちのグループ。2人の中学生ガイドに4-5人のゲスト。
私たちのグループは大盛り上がりで、終了地点に着いたのは最後だった。
このようなグループが15位あって大盛況のイベントだった。

一生懸命説明しています。
説明図も用意されていました。
たくさん予習したんでしょうね。
Good Job!
本日の参加メンバーの中に、この地や周辺の宿泊案内Webサイトを開いている
米国人男性がいた。
この地に住んで、世界中に誘致発信しているとのこと。
色々話が弾んだ。

私、読みはじめた所なのだが、村上春樹の最新作の舞台はこの地である。
もろ、ここなのだ。ただ地名を貸しているだけで、他でもいいかな、と
今の時点での感想ではあるが。今後変わるかもしれないが。

春樹の読者は世界中にいる。
だから、この地の発信もよりしやすいし、問い合わせもかなりきているそうだ。
でも、彼は(多くはそうなのです)この本は読んでいない。

フフフ、何はともあれ、故郷は進化中。

2017年9月15日金曜日

グランドフィナーレ

他のことをメインに書こうと思っていたが、今日は2017年9月15日!
土星探索衛星カッシーニが、20年の観測の最後の通信を送ってくる日だ。
最後の全力を振り絞り、最後のデータを送りながら、
激しい嵐渦巻く土星の大気(風速1800KMの嵐)に突っ込んで終わる、
グランドフィナーレの日なのです。

詳しい知識のないまま、はじめてみた土星の環の写真は、圧巻だった。
土星の環の中を通過する写真、土星の嵐・土星の惑星・土星からみた地球の写真。
20年間広い宇宙を航海し続け、データを送ってくれた。
本当にすごい写真だらけだ。ネットでご覧ください。
ミッション完了の今日は、その功績を讃えたい(勝手にリキが入っている私)!

土星の表面に発生した超巨大嵐
カッシーニからの写真
100年後、人類はどうなっているんだろう。
100年ってそれほど長くはないことを、私はわかる年齢になった。
100年前は、自分の親が生れた頃だ。
多分太陽系の惑星の間(またはその衛星の間)を、行ったり来たりへの
第一歩はとうに踏み出していると思う。
我々は空飛ぶ乗り物を乗り回していることだろう。
こういうことを考えるとき、長生きをしたい、見てみたいと思う。

今日も、北朝鮮からのなんやらかんやらの飛翔物。
何をやっているんだ、いい加減にして、もっと広い視野を持ってほしい。

では緑あふれる地球の写真を!

スケッチの会で上野公園へ行った。
お昼は精養軒でハヤシライスという観光客的経験も!

スケッチ候補のひとつ・東京都美術館

結局スケッチに選んだのは、ここ、藝大の正木記念館の門

なぜなら、その前にコーヒー店があったから。
友人と私はラクをして、そこのテラス席で描いたのだった。
絵は未完成ながら、とても楽しい日だった。
描いている友人をパチリ。




2017年9月13日水曜日

PO

朝6時半近く、どっこいしょ、と散歩に出る。
散歩というより健康のためのウオーキングで、どこかに義務感もある。
だって朝からとても暑い、私は暑さが超苦手なのだ。





空は快晴、太陽光線ビ~~ム!
かなり強い光線ビーム。






お濠の前の広場を突っ切る。
このひろい空き地には、大規模公共施設が建設される予定。
一歩踏み入ると、草の香りに包まれる。朝露が光って靴を濡らす。
私が歩き進む前を、小鳥の群れが飛び交う。
塩辛トンボがずいぶんでてきた。






 
お城の庭の仲良しの木々。
今日もよろしく。

日中は正面扉を閉ざしている小学校の校庭から、コロコロっとサッカーボールが
転がり出てきた。ボールを追って、真っ黒な少年が飛び出してきた。
校庭を覗くと、真っ黒ボーイたちがサッカー練習をしている、まだ7時前。
ウォーキング中の知り合いにも挨拶したし、暑いし、そろそろ帰っていいとしましょう。
そうだ!帰りに出来立てのあそこのパンを買っていこう。
そう思った瞬間、足が軽くなった。

私って、POみたい、と苦笑。
POはアニメ「カンフーパンダ」の主人公で、食いしん坊のパンダ。
食べ物でつれば、身軽に高い木にも危険な崖にも登るヤツである。


2017年9月10日日曜日

成長

友人との会話やメールで、年齢の変化に伴う体調の変化を語ることが多くなった。
思えば川の水が山から海に流れるが如く、
我らは時間という流れの中で、当然ながら絶えず体が「変化@成長」している。

昔からの老人の言葉、親が高齢に変化してゆく中で
つぶやいた言葉にうなずく日々である。
私もまた、先人の通ったとおりの流れに沿って、くだってゆくのだ。
心から納得できたときこそが、本当の成長&終焉なのね、多分。
動物たちは、最初から受け入れ納得し、じたばたしないようだ。
見習いたい。否、人間らしくジタバタしよう。

このブログに登場した「亀」の再登場に、
たくさんの(それほどでもないけれど)お言葉をいただいた。うれしい。
人気があるようなので、先日また寄ってみた。
亀は近くの古い神社の池に住んでいる。
お祭りなどで買った亀を、この池に捨てる子供もいるようで、
たくさんいる気がする。
よく見るのは浦島太郎が乗ったような和亀でなく、
外来種が多いように思える。

目撃!信じられないくらいノビノビと、日光浴している。
私がひいきにしている亀は、もっと小ぶりでしとやかである。
この大きめの亀は、お気楽茶髪って感じ。
亀生(亀の人生)には、ジタバタなんてないわね。千年の命だし。
これが神社の噂の千年池~!私はこま犬たちとも仲良し。

首をそらせ手足をのばしてストレッチ体型日光浴。
このままじっとしている。
ノビノビしすぎよ。

先日宿泊した所の朝食。
我食事と比べつつ、じっくり見る。
多くの種類を少量づつ・・・か
こんなことやってられない~。
溜息つきつつ、種類少なく量の多い我食事をパク!
おいしさはひけをとらないゾ。

2017年9月4日月曜日

夕方の散歩

夕方散歩に出た。
風は涼しく秋を運んでくるが、この湿気はなんだ~~~~!
じっとしていると薄寒いくらいなのに、動くとべっとり汗まみれ。

ブツブツ言わないで、散歩を楽しもう。
帰宅時は、ついつい買い物で両手がいっぱいになってしまう。
反省。
もう何もいらないのに。

赤とんぼが私を追い越していった。

盛りを過ぎたけれど、お城の蓮の花は元気

久しぶりに「お~い亀!」
聞こえたのか、寄ってきた。
本当に犬みたいに思える

買ってきたパンをご馳走した。
おいしいって!よかったネ


お盆休み

ちょっとはちゃめちゃな1週間だった。 お盆休みでいろいろなことがお休みになり、 人々の多くは「家族行事」の週だ。 少なくなってはいるが、子供や孫を迎える、 というのが昔ながらのスタンダードな平和風景だ。 特に予定のない私は、絶対に家の整理!絵も描きたい!と思っていたのに、 抜本的...