狭い庭だが、好みの植物を植えこんであり、
勉強室のようなプレハブも建ててある。
そのプレハブ小屋は物置に利用している。
もうすぐ親族一家がお泊りで来るので、整理のため、
溢れた物を物置に運び込んでいる。
(整理もせずに隠す、怠惰な奴だ)
物置の周りには、オリーブやブルーペリー、つるバラの枝が
長く伸びて入口までの通路をふさぎ、そのままではたどり着けない。
「眠れる森の美女」に会いにいく王子の気分だ。
たった半月前に、ちょっと整理したのに、雑草もいっぱい。
ハサミで枝を切り、ほうきで蜘蛛の巣をかき分けながら、到着!
こういうことがないと、庭はジャングル化する。狭い庭なのに。
いつまで庭を保っていけるかなあ。この家も含めて。
年取ったら、社会的に何かする必要がなくなったら、
仙人のように暮らしたかった。
仙人のように生きたかった。
家の環境は、贅沢なほど整えられた(親族に感謝だ)。
遊びの誘いは、故郷なので最初は色々あったが、
私にはそのような時間の余裕もなかったし
(母の食事の支度や、ネット経由の仕事もしていた)
仙人になりたかったので、付き合いは悪かった。
やがて仙人生活が可能になったとき、
私は仙人にはなれないと気が付いた。
人と会い、話し、笑う必要があった。
仕事やボランティアで社会に属する事が
どんな薬やお菓子よりも力になるとわかった。
今後、また色々変化していくだろう。
もっと強くなる!なりたい!
いつも明るく楽しみたい。
そんなことを考える立秋。
![]() |
雨、蒸気、スピード-グレート・ウェスタン鉄道 ターナー 今もロンドンのナショナルギャラリーで 走っていることだろう |
0 件のコメント:
コメントを投稿