2018年12月18日火曜日

ボヘミアン・ラプソディ

ロックバンド Queen の、フレディの物語。映画。
先週末行く予定が行かれず、「ま、いいか」とあきらめた。
所が「見たほうが絶対いい!」「見るべきだ」との周囲からの声に押され、
時間の合間に、今日見てきた!
同年代はともかく、三十代の若手からも言われたのには驚く。

もろ私の年代、地球の遠い片隅にある田舎から覗き見た、1970~80年代の世界。
西欧では、社会への反発や自分の生きざまなどを求めて、
ロックやヒッピー、ゲイ文化が花開いた時代だ。 
多くの芸術家たちが(そうでない人も)、エイズで亡くなった時代。

映画の感想を、今言葉で書く気にはならない。
ストーリー的には、私の世代にとっては特別な斬新さはない。
ただし歌がはじまると、影の話があぶりだされ、
舞台に命をさらして躍動する姿を見ると、感動しかない。
あの頃の舞台を、今はネットでも見ることができる。
「音楽の力」「生きる炎」「哀しみ」が叩きつけられる。
古いとかゲイ風がイヤ、なんて思っても、見て聞いてごらんなさい。
音楽の技術、才能、鍛えた肉体、プロフェッショナルな精神、
一流だ。

映画のクライマックス、
アフリカの飢餓を救うチャリティ・コンサートでのQueenの実写のアドレス
は以下の通り
https://www.youtube.com/watch?v=A22oy8dFjqc

フレディ役の俳優は、ものすごく上手だと思った。
今年のアカデミー賞をあげたい。
実物のほうがずっとハンサムだけれど。
歌のほとんどの部分は、フレディ本人の声だそうだ。
だから歌を聞きに行くだけでもいい!

THANK YOU !  You are the champion.

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