2022年10月13日木曜日

美しい!

昨日の午前は、久しぶりの晴れ間であった。

 ベランダで洗濯ものを干していた。

何か視線を感じた。

何か気配を感じた。

周りを見渡しても、何もいない。

はっとして、空を見上げた。

我家は海のそばで、トンピがよく飛んでいる。

耳を澄ますと、鳴き声も聴こえる環境だ。


見上げると、一匹のとんびが羽を大きく広げて私の頭上を旋回していた。

秋の澄んだ空気の中に、飛翔している、浮いている。

羽の先端は、指先のように別々に動いている。

一本一本を広げたり閉じたり、縦に横に微妙に震わせたりして、

微調整をしている。

その繊細な動きの美しさ、高貴さにみとれてしまった。

私に何か用なのかしら? 食べ物はないよ。

目があった気がした。

手にした洗濯物を振ったり、色々合図してみた。

旋廻しているが、なかなか意思の疎通ができない。

とんびはやがて最後の旋廻をすると、身体全体の筋肉と羽を微妙に動かして、

サーッと去って行った。


かっこよかった!美しかった!気品がある!

キリリとしていた。おごねるところがない。

野生、自然には本当に素の美しさがある。

どんなファッションもかなわない!


私の一番大切な本のひとつローレンツ博士の「ソロモンの指輪」

を再読しよう。

意思疎通の方法が分かるかもしれない。

この本はローレンツ博士が動物と暮らして発見した生態を

ユーモアたっぷりに書いた、最高の本です!


美しい!


2022年10月9日日曜日

不用品回収

 同年代の友人が集まると、必ず出る話題。

溢れる昔の物を整理しなくては!

捨てられない、しかし・・・。


他人事ではない。

思い出深い品やぬいぐるみをごみとして出すのは忍びない。

お炊き上げ供養のような手段もあるが、調べてみると

一点いくらと安価ではなかった(私の調べによる)。


友人がかつて利用したという、不用品を受け取ってくれる

ほぼ公的な組織が見つかった。

もっと色々あると思うが、よろしければご参考までに。


ホームページで内容を確認してください。

*神戸青少年センター

https://eco-to-ship.jp/area/apparel/hyogo/kobe/

*アジアの子ども達を支援する国際NGO Child Fund Japan

https://eco-friendly.site

どのようなものでも利用して頂けるようなので、

片付けをしていきたい。

なかなか落ち着かない。

オリーブの実が50個はなっている。
受粉したりした成果がやっと実った。
いつとるかどのようにして食べるか楽しみだ。








2022年10月8日土曜日

お箸

 料理しながらいつも思うのは、「お箸」の便利さである。

2本の棒だけで、何でもできる。

つまむ、かきまぜる、突く、分ける、炒める、ほぐす、運ぶ、すくう、くるむ 切るなどなど・・・!

お箸のない国でしばらく暮らした時、ナイフとフォークの食事は通常のことだが、

料理するとき、箸を使わない調理って大変だ!と心から思ったものだ。

箸なしで料理してみると、その不便さが分かる。

たった2本の棒だけで、数種類の調理器具の役目を果たす。

お箸ってすごい!


現代は箸を使っていない国の方々でも、箸を使える人は増えている。

旅行先で箸がなくても、そのへんの枝を2本調達してくれば済むのだ。

ナイフとフォークに匹敵する道具はなかなか見つからないだろう。

あ、そいう時は手づかみだろうか?手が汚れるが。

手つかみ食事が通常の国に暮らした友人によると、

手で食べるのが一番おいしいとのことだ。

注:私の旅先とは、人のいない自然あふれる場所・観光業者の立ち入らない、

  森林の中、海辺の周辺である。 温泉旅館などの旅は好まない。

  ニュージーランドで経験したような旅だ。

  シルバー単独で行くには、今では遠い夢の世界だが。


澄んだ空気の中には
多くの鳥類や植物が溢れていた。
人はほどんどいない。








2022年10月7日金曜日

日々是好日

 長い酷暑、突然のにわか冬と天候はクルクルと忙しい。

天候だけでなく世の中も大きく変化している。

私も用事に追われつつ、元気に過ごしている。

わが周囲の同胞・同年代の方々も、色々動き回っている。


Oさんは趣味の会の仲間、70代半ばの男性でエネルギッシュな元公務員。

この会では、次回役員のなりてがいなくて、大混乱中だ。

その大混乱の波をかぶってかえって元気になったOさんは、毎日あちこちに電話したり

訪問したりと根回しに大忙しだ。とても楽しそうである。

周囲は達観したもので「何とかなるのに。誰も彼を止められない。ほっておこう」。

賑やかである。


幼馴染のA子さんは、多くの同年代と同じく膝腰に問題が生じた。

手術をするか迷っている。かなり高齢のご主人は病気入院中。

「会いたい」と心細そうな便りがあり、

「何事が起きたのか!」と多忙の中を訪問する。

「ランチに付き合って」と、大食レストランに連れていかれた。

そうだった!彼女は大食いだった、身体も大きく太り気味。

「食べろ食べろ」とダイエット中の私に勧める。

「思いっきり食べたかったんだけれど、一人でレストランに入れないのよ」。

とてもそのようには見えない、大貫禄の風貌であるのに。


それぞれ問題を抱えながらも、みんなお元気です。

日々是好日


子供の頃描いた絵がポロリと出現。
妹か私のどちらかが描いたのだろう。
二度と描けない子供の絵。




お盆休み

ちょっとはちゃめちゃな1週間だった。 お盆休みでいろいろなことがお休みになり、 人々の多くは「家族行事」の週だ。 少なくなってはいるが、子供や孫を迎える、 というのが昔ながらのスタンダードな平和風景だ。 特に予定のない私は、絶対に家の整理!絵も描きたい!と思っていたのに、 抜本的...