2023年9月30日土曜日

秋祭り

 車で30分ちょっとの郊外に、パンを買いに行った。

酷暑は収まったが、まだまだ暑い。

買い物先は大きな神社がある町で、暑さの割には空気がどこか「秋」。

道行く人々はお揃いのはんてんを着て、お祭りの旗が翻っている。

秋祭りなんだ!

明日はもう10月なんだもの。


笛や太鼓のお囃子が聞こえてくる。

何とのどかな音楽だろう!

世界は、日本は、様々な問題を抱え、私のまわりにも倒産や高齢問題が

溢れてはいる。

とはいえ、私たちの生活は、表面的には平和でのどかだ。

人々は心の中に様々な問題を抱えつつも、気丈に穏やかに生きている。

伝統的な行事の中に「今年もつつがなく迎えられた」安心感がある。

美術の秋、素人絵画展も毎日毎日盛況だ。


私はブツブツ不平も言いつつ、今のメイン思考は

「おいしそうな米なすを買ったので、きょうの夕食は、

田楽にしよう  (^^♪」です。平和な事だ。


運転していると少し先に
お囃子の一団を乗せたトラックが。
ビーヒャラドンドンドン











昨晩深夜近く、やっと全体が見えた!
中秋の名月・満月





2023年9月23日土曜日

コロナワクチン 7回目

 7回目のコロナワクチンを接種した。

色々な意見もあるが、私はワクチンを打っても結果は軽かったので、

気軽にうけた。


会場にて:

チェックの多い事、多い事。

氏名、履歴などを、最低2名で二重チェック。

会場の入口から出るまで、何度も何度もチェックを受けた。

全て人の手だ。電子機器は一切登場しない。

人の目と口と手が確認し、探し、線を引きマーカーで印を付ける。

国民番号や健康保険との「ひもずけ」時とは、比べ物にならない厳重さだ。

直接命に関わることでもあるが。

ということで、接種終了。


初めて接種を受けた時の厳重さ、重い空気、だれもが身を固くして緊張していた。

あの時、その後何年にもわたり、7回も接種するなんて

予測もしなかった。

人類はなんとか峠は乗り越えた、と考えていいだろうか。


自作おにぎり
これはね、もち米も入った具沢山の炊き込みご飯を
甘辛く味付けした薄焼き卵で包み、
海苔で包んだもの。
おいしい ♬






2023年9月21日木曜日

火曜日はおしゃべりの日

 火曜日は日本語ボランティアの日だ。

レッスンが終わるのは正午なので、

その後、気の合う女性2-3人で軽食とおしゃべり、

という図式ができあがった。


現在の共通点は独り者(独身、または離婚経験者)で、

一人暮らしは私だけ、ほかの2人は息子や姉妹で暮らしている。

どちらにせよ、同居者からの精神的・時間的な縛りはなく自由だ。


私はずっと、一部の親しい人を除き、周囲の人との付き合いは

サラリと表面的、できるだけ避けた方がいいと思っていた。

多くのストレスは、人との付き合いが原因だからである。

また、私は日常的な雑談にそれほど興味はなかった(かな?)。

(話し好きではあるが)


ところがコロナで、長期間人と接しないで過ごしているうちにおかしくなった。

LINEや長電話だけでは、修正できなくなった。

この時期の経験が私を変えた。


おしゃべりがどんなに大切なことか。

話の内容は何でもいい。

同居者のいる人は、その所に気がつかない。

「今日は寒いね」そんな一言でいいのだ。


火曜日のおしゃべり会。

同居者のいる2人には、私ほどおしゃべりが必要ではないかもしれない。

いや、家庭のストレスもおしゃべりで発散できるのだ。盛り上がるのだ。

何を話したかしら?忘れることも多い。

同世代で、同じ活動(日本語ボランティア)というだけで、

深く立ち入らないようにして、たくさんのおしゃべりを楽しんでいる。

大切な時間になっている。


最近新たな動きが出てきた。

夫の体調不良や夫が認知症発生という女友達も、増えてきた。

一人残された人もいる。

声をかけると、飛び上がるように参加してくる。

それぞれ人生経験豊かで、様々なお得意分野もある。

得意分野を教えあう会を作ろうか、と計画している。

目的は、外に出ておしゃべりをすることだ。


人と接する事、話をすることの大切さをしみじみ感じ、

まわりに感謝する日々である。

もちろん!それがあってこそ、

一人の自由時間もより尊いものになる!

敬老の日の町内からのお祝い。
初めての高齢者経験。
友人達の情報によると
祝わない地区も多いし、敬老年齢もばらばらだ。
オイシソウ とうらやましがられた!




いげ

 先週の事。

友人の勧めで「おらおらひとりでいぐも」の作者、

若竹 千佐子さんを紹介するTV番組を見た(Eテレ)。

「おらおら~」は、以前映画で見たが、

どこか奇をてらう演出が見え隠れして、

同じ世代とはいえ、心には残らなかった。


若竹さんは、とても明るくて前向きの素敵な方だった。

最後の場面が心にいつまでも残った。

若竹さんが施設または病院に寝たきりの母親を訪問する場面だ。

記憶は定かではないが、口または鼻に管を通して目をつぶっている。

お別れの時、若竹さんが岩手弁で言う。

「おら、これから仕事に行ってグルから」

トロンと寝た風情の母上は、その言葉を聞くとぱっと目を開け、

らんらんと輝く瞳で娘を見返し、はっきりした声で娘に言う。

「いげ!」


娘が仕事に行く。おらのことなどかまわずに行け!

前に進んでいぎろ!

私は母からの声を聞いたような気がした。涙が出た。


母は私が仕事を辞めて、家に戻ることに大反対だった。

気持ちはよくわかったが、私には他の方法が考え付かなかったし、

(古い世代なので)この先仕事で得られる価値よりも、

母が人生の最後を安心して過ごし、私も母と過ごす方がずっと大切だった。

女一匹、いざとなればどうとでも生きられる、と思った。

多くの葛藤と亀裂もあったが、時を経た今、これでよかったと思い、

家族に感謝している。

娘を思う母の気持ちは、変わらない。


夏もやっと終わったかしら?







2023年9月14日木曜日

本当の秋はいつ?


2023年の夏はまだ終わらない。

朝夕涼しくなったとはいえ、日中はクーラーの中だ。

夕方ベランダの先端に身を置くと、ファーっとした涼しさが

からだを包み込む。 何て爽やか!

朝夕はこうでも、日中は別。

9月いっぱいはクーラー漬けを覚悟する。


酷暑の夏、

8月から先日までの間に、体重が5㎏近く減った。

私は中デブなので、身体的には「とてもよかった」のだが。

何も食べたくなくなり、料理するのも億劫になった。

冷蔵庫には残存食料がたまり、台所は汚れない。

何年後かには、こうなるのかな?


一昨日、栗をたくさん頂いてしまった! ほおっては置けない。

甘露煮と茹で栗を作ることにした。

皮剥きが大変だったが、意地で剥き切った。

それをきっかけに(?)、「まとめて大量・料理作成」の私に

火が付いた!

値上がりにびっくりしながらも、久し振りに食材のまとめ買いに走る。

今回は、作りあがったものを冷凍するのでなく、

作りやすいように下準備したものを冷凍することにした。

その方が美味である。

涼しくなれば、料理も楽しくおいしく感じられるようになるだろう。

「美味しいものを少しだけ」

やっと年齢相応になってきたのかもしれない。

おいしゅうございました。

 

2023年9月1日金曜日

スーパーブルームーン

 8月31日の今宵は、スーパーブルームーンだった。

日本語では 盆の月。

ウーン和名のほうがいい。

夕方7時頃から、LINEで多くの写真が行きかった。

皆、美しい月に見入った。

吐息。


きれいね。





お盆休み

ちょっとはちゃめちゃな1週間だった。 お盆休みでいろいろなことがお休みになり、 人々の多くは「家族行事」の週だ。 少なくなってはいるが、子供や孫を迎える、 というのが昔ながらのスタンダードな平和風景だ。 特に予定のない私は、絶対に家の整理!絵も描きたい!と思っていたのに、 抜本的...