年賀状は子供の頃から、あわただしさと嬉しさの混在する、
年末年始の掛け替えのない行事だ。
お互いの年齢を理由に、だんだん枚数が減っている。
当選番号をチェックしながら、改めて頂いた賀状をゆっくり見直す。
私が東京を去ったりコロナのせいで、以前のようには会わなくなった友人たち。
小学校、中学、高校、大学、仕事と社会の出発点である最初の最高の勤務先、
転職後の勤務先1・2・3、海外での出会い、お稽古先、その友人たちの友人。
年賀状は私の歴史の登場人物一覧でもある。私がいて彼等がまわりにいた。
年賀状を見ていると、毎日忙しく楽しく悩み苦しんだ元気な自分と、
その周りで一緒に遊んだり仕事していた皆が、ワーッと集まってくるようだ。
今、年賀状のやり取りをしているのは、絞りに絞った(または絞られた)人だけだ。
続けられる限り、続けたいと思う。
ペーパーレスの方が環境にやさしいので、可能であれば、
はがき形態を保たせて、ネット経由にしたいと思う。
年賀状は、過去の私との再会でもある。
元気と自信をたくさんもらう。
今年の年賀状は4枚も切手が当選した。
異例の多さである。
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前回ワンちゃんだだったので、 今回は猫ちゃん |