2024年1月10日水曜日

仕事はじめ

 親族の家でゆっくり過ごした年末年始だった。


9日の「日本語ボランティア」が、今年の日常生活の開始だった。

心身ともにすっかり休暇ムードで、ボランティアといえども、

先生としてピチッとできるか自信がなく、フニャフニャ気分だった。


もう一つ問題が生じた。

その2日前の夕方、道路で転びおでこを打ってしまったのだ。

転倒シルバーの話は周囲で頻発している。

いよいよ私にも来たか!

大したことはなかったのだが、日が経つにつれて打った側の目の周りが紫色に変色し、

パンダのようだ〜。休もうか、とも思ったが

元気なので、人に迷惑をかけてまで休みたくはない。

いつもの仲間とのおしゃべりランチは、大切な時間だし。

マスク、サングラス、髪型などで変装を研究したが、

結局ニット帽を目深にかぶる事にした。チラ見えで済む。


準備の最後の仕上げは、マニキュアだ。

マニュキアを塗っていくと、家事の手が社会人の手に変わっていく。

心の中も、社会人(もどき)になる。完了!


日本語の新たな生徒、スリランカの女性は、

冬休み中しっかり勉強を続けていてくれた。今後が楽しみだ。

スリランカのシンハラ語という言語を知った。

サンスクリット文字に似ているが、もっとレースのような繊細な文字。

スマホのキーボードもその文字だ。

深い歴史を感じる。

世界は広く、神秘に満ちているなあ。


「酔っ払って喧嘩して、次の日そういう目になって出社してくる奴がいたなあ」

なんて言われたけれど、新年度社会人第一日目は、

忙しくも楽しく終了した。

シンハラ語
「これがシンハラ語です。綺麗ね。」
と書いてあります。



0 件のコメント:

コメントを投稿

秋の夜の想い出

深夜、突然ビートルズの曲が聞こえてきた。 身体の周りに、ロンドンのあの街、あの通りが襲ってきた! 雑踏の音、笑い声、匂いまでする。 「去年ね、この前の通りを、ポールが通ったのよ! 授業中だったけれど、皆で飛び出して見に行ったわ」と、 先生の弾んだ声。 私が軽く英語学校へ行きながら...