忙しい1週間だった。
お花見シーズン。
今年は、友人たちとお花見をすることが多かった。
満開時期が過ぎたとはいえ、まだまだ華やかなピンクで染まった並木道。
広場には沢山の「市」が立ち、美味しい香りが漂よう。
いつもは閉店の多い割烹も、このシーズンは満席だ。
遠方から旧友が訪ねてくれ、30年ぶりに再会した。
素敵に年齢を重ねた彼女が、お別れの時、
桜の吹雪の下でいつまでも手を振っていた姿を忘れない。
週末は月1回のスケッチの日で、フラワーセンターに行った。
バスから見る里の風景は、春の若芽色に染まっている。
バスを降りると、桜吹雪が襲ってきた。大雪の中にいるようだ。
花盛りの春を満喫した1週間だった。
私はいつも時間の支配下にいる事に気づく。
壁掛け時計の一つが壊れて外した。
何もかかっていない白い壁を、何度も何度も習慣で見ている。
その都度、時間で行動している自分に気づく。
今日の天声人語でいい言葉に出会った。同志社大学の学長の言葉。
時間を表す言葉は、ギリシャ語に2つある。今大切なのは、機械に刻まれ管理される時間
〈クロノス〉ではなく、自然のなか、ゆっくりと時を満たす感覚〈カイロス〉ではないか。
立ち止まる。じっくり待つ。そんな時の流れが、尊く感じられる春である。
カイロス 心に響いた。
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はる いのち |
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