箱根のふもとにあるこの町は、正午ごろ通過する駅伝のために、朝からワサワサしている。
東海道を(国道一号線)、江戸から芦ノ湖まで、大学対抗の箱根往復駅伝である。
我が家は通り道のそばなので、子供の時から知っている。
いつからか、この駅伝がTVで全国放送されるようになり、観客も増え、
だれもが知る駅伝大会になった。
私は青森や名古屋、関西の友人たちへのレポーターとなることもある。
これほど伝統的で人を惹きつける行事も滅多にないだろう。
企画者は、よくぞ目につけた、さすが!と思った。
元々、マラソンや駅伝のフアンは、大変多い。
そのうえ、東京の大学には全国から学生が集まり、また多くの学生は故郷にもどったり、
日本中に散っている。 本人でなくても、その親や子供、友人もいる。
つまり、駅伝フアンでなくても、少しでも関係ある人は年々増加しているわけだ。
青春の思い出とともに。
年末になると、下調べの関係者を、近所のあちこちで見かける。
当日の今日は、ヘリコプターの音や大学の応援太鼓の音が聞こえ、家にいても落ち着かない。
わが母校も、なかなか頑張っていることだし、応援に行く。
すごい大声で応援! 鍛えられた若者の体、足は美しい。
選手が近づいてくると、監督の怒声が響き、一斉に、道沿いの人たちの声援と
旗をふる音がする。 まさに鈴なりの人。
明日は箱根からの帰路である。
朝早い通過なので、私は応援には行かない予定。
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鍛え抜かれた美しい足 この写真は今年のではない、念のため。 |
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