2022年8月30日火曜日

ゆかたでお出かけ

お出かけと言っても、車で買い物ですが。

 

比較的涼しい日が続く。

数日後には9月である!

今日は、郊外にパンと野菜を買いに行く予定だった。

そうだ!着物を着て買い物に行こう。幼馴染の家に寄ってもいいし、

と思い立った。

何種類かある夏の着物、大好きな着物、腐らせるしかないのだから、

着よう、と思った。

たいして持ってはいないのだが、着物が大好きだ。

特に、日常普段着が好きなのに、なかなか着ることはない。

ずっと着ていないので、半襟を付けていないことに気が付いた。

では襦袢を着ないでも済む、ゆかたにしよう。


ということで、紺地に白い柄の大人風ゆかたを着ることにした。

帯は、普段着の半幅。

足元は運転に適した黒いサンダルで。

髪は憧れの「夜会巻」。


着物は腰がキュッと閉まり、襟元は空気が入り、思ったよりずっと涼しい。

汗をかいても、心地よさのほうが勝るのは新発見だった。


買い物をしていると、着物姿だからか、やさしく対応される。

ちょっと迷ったりして何か聞くと、お店の人が(特に中高年男性)飛んでくる。

高齢者だからではなく、着物姿(ゆかただけれど)が好もしいのだと思いたい。


男友達の中にも「着物を着る」というと、

全くそんなことを言うタイプの人ではないのに「いいなあ」と言う。

女性は人によっては、チェックが厳しすぎて、嫌な思いもすることもあるので

そういう人は避ける。


着物姿の人を見ると「日本女性」→「やさしくて家庭的」の図式があるようだ。

それは、好ましくない!そのようにはみられたくない!

期待されても困るの。

「強く素敵で知的な、自立した女性」という着物の着方をしたい。

え!

「だれもあなたの着物姿には注目しないから心配無用です」

はい、ごもっともです。

私のゆかたです。
数年前、初挑戦で自分で縫ってみた!







2022年8月29日月曜日

時の鐘

 この地では、古い歴史のある「時の鐘」が、

お城のそばで現在もしっかり時を刻んでいる。

雨が降ろうが嵐になろうが、毎日どんな日でも、

朝6時と夕方6時には、「ゴーン」「ゴーン」と鐘の音が空に響き渡る。

気にしないでいると「あら、鳴ったかしら」と思うような音、

日常的ではあるが、決してうるさくはない、

でも遠くまで響く低い音だ。

大きな音ではないし、小さな音でもない。


テレビを見ていたら、埼玉県川越市の「時の鐘」は、

時間になると自動的に鳴るようにしているとのこと。

この地の鐘は、今も人が撞いているのだろうか?

数年前までは、人が撞いていると聞いていた。

急に気になりだした。


見に行けばいい! 見に行った。

おおきな銅の鐘を、人が賢明についている。

今も毎日定時刻に、人の手で鐘は撞かれていたのだった。

暑い日、寒い朝、さぞ大変だろうに。

毎日毎日定時刻に、人手で撞かれているとは驚愕だった。


いにしえの時代から撞かれ続けている鐘の音を聞いていると、

自分も時の流れの一部なんだ、と感じる秋のはじめであります。


ここで撞かれています



















古い古い松の幹
お肌に潤いがなくなり、ひび割れが。
人も同じ(笑)



















とはいえ、その深い味わいは
超美味。人も同じ 💝





2022年8月27日土曜日

くも

 一昨晩、目の前の白い壁に、ささっとおおきな蜘蛛が現れた!

私も蜘蛛もギョッとして、お互い一瞬の硬直状態。

蜘蛛は壁面から一瞬浮いて(そのように見えた)、シンク横の隅の中に逃げ込んだ。

と思ったら出てきて、またささっと(音がしたような)駆け抜けて別の隅に入って行った。

さあ困った!

私は虫が超苦手なのだ。怖いのだ。過去に色々事件を起こした。


今回垣間見た蜘蛛は、調べた結果アシダカグモであった。

そして・・・私はその蜘蛛を見た時美しいと思ったのだ!

神の繊細な創造物、細い足、精悍な動作、悪人(悪蜘蛛)には見えない!

彼(または彼女)は、多分若さによる美しさもあった。

触られたら嫌だけれど、見ないで済めばその方がいいけれど、

でもでも以前ほど「ウワ~~~~~~」とはならなかった。


以前、ほぼベッドで過ごす母の寝室に大きな蜘蛛がでて、

数日間、母の部屋の壁周辺にいた。

母は気丈に耐え、別室に移動するのを拒んだ。

私は手も足も出せなかった。

やがてその蜘蛛を風呂場の中に見つけ、ドアを閉じたままにした。

知人の男性が来た時わけを話し、OKの答えも聞かず、

彼を風呂場に閉じ込めた。ごめん。

退治された後、お風呂場には、ゴキブリの死骸の足が散乱していた。

蜘蛛とゴキブリと知人の闘い現場だった。


それ以降、家には虫が入らないように厳重注意している。

先週ゴキブリが出た! 数年ぶりかもしれない。

ゴキブリ置き薬の期限が、当に過ぎているのを思いだした。

ゴキブリがいなくなれば、アシダカクモは出ていくとのこと。

いるから来たのだ!


もし彼(または彼女)が再度目の前に来ても、

今の私は微笑むかもしれない(まさか)。

シャーロットやスパイダーマン一族なんだし。


しかし、眠っている時と入浴中は、絶対そばにいては困る!

安眠のため、テント用のかやを注文した。

お風呂場の入口にはネットのカーテンを付けるつもりだ。

ゴキブリとり薬を大量に購入して、家じゅうに置いた。

きっと間もなくゴキブリはいなくなり、蜘蛛も出てゆくだろう。


蜘蛛に聞こえるように、言っている。

「お願いだから、私の前には姿を現さないでね、できるだけ」

きっと聞いてくれていると思う。


亀も犬がくるように、寄ってくる。

高齢一人暮らし生活で話すことが減った分、他の能力がでてきたのかな?

年のせいかもしれない。

いや、勝手な想像かもしれない。

いずれにしても、蜘蛛を忌み嫌わないで済むのはうれしい。


蓮の花もピークを過ぎたが美しい















ここの亀さんたちは
人に寄ってくるのだ。
餌を求めるだけではない気がする。
顔が笑っているように見える。





2022年8月18日木曜日

ローズ

 今日の朝は、いつもと違うはじまりだった。

ベッドの上で朝の日課をごちゃごちゃやっていると、

友人から Line が入った。


前の晩眠れなくて何気なくTVを見ていたら、

懐かしい歌を聞いた。

きっとあなたもよく知っていて、好きでしょう。

あの時代、私たちの時代、懐かしい時代、是非 Youtubeで

聴いてみてください。

映画の主題歌だけれど、あなたはこの映画みましたか?


フムフム すぐ聞いてみた。

映画「ローズ」の主題歌。この映画はみていない。

1970年の作品だ。

とても聞きなれた、素敵な歌だった。

今聴いて、とても心に沁みた。気持ちが若返りエネルギーが沸く。

スマホの音を、いい音響機器に送信して聴いた。

https://www.youtube.com/watch?v=CB4EgdpYlnk


今日は一日、この歌が心の中でなっていた。

心に感動を!と思った。

音楽は、一番心をゆさぶる。






2022年8月14日日曜日

台風一過

 小さいけれど大雨を含んだ小さな台風が、高速に駆け抜けていった。

私の家は海に近いが市内では高い位置にあり、水害は心配ない。

とはいえ「今まで」と異なる気象変化の昨今、油断はできない。

貴重品のリュックと、ウォーキングシューズだけは、

二階に移動しておいた。


次の日の今日はいいお天気、イヤ気温高すぎ、太陽サンサンだ。

先週最低の雑草をとって伐採を済ませた庭は、

南国発のシャワー嵐を受けた後、一段と輝き成長したように見える。

やれやれ。


家の整理・庭の整理などを考えると 

(+現実以外の仮想空間、3台のPCの整理もある)、

機械的にできる内容ではなく、私には量以上に心の荷が重い。

今のままでもいいのだが、後で大変だろうから。

基本的な整理とまとめは済んでいる。

整理後の理想的な状態の設計図はほぼできており、

達成の楽しみもあるのだが、はやくしないと・・・。

もっと高齢になった時、困らないように今の内に、と心では思う毎日だ。

フー。

廃棄すると、「あ、とっておけばよかった」という事がよくある。

廃棄後、それがどんなに貴重なものだったか気づくこともある。

人形類は、友人が行ったように、おたきあげしてくれるところに

送ろうと思う。

赤ちゃん時代にしゃぶったり抱いたぬいぐるみが、生ごみと一緒に

グチャグチャにされるのはつらいから。

(こういう思い方なので、整理が進まないのだ)


台風一過、今日もクーラーの中で前進・進化&なまけ中である☆

庭のオリーブに実がたくさんなった。
1本だけだと実はならない。
庭にもう1本植えたり、受粉したり、
そういう努力がやっと数年ぶりに実を結んだ。
でも食べる?






2022年8月8日月曜日

朗読で聴く読書

 「本を読む」ことは大好きなのだが、この頃ぜんぜん読まなくなった。

若い頃は通勤通学電車の中が読書時間だった。

遠距離通勤時代もあったので、車内読書ができたのは幸せだった。

高齢になると(わ!高齢意識はないのだけれど)落ち着いた時間がとれない。

やっと落ち着いたと思うと、眠くなり集中できない。

目も疲れやすくなった。

山積みになった読みたい本を、横目でにらむ日々だ。

一方、スマホやパソコンに多くの時間を使う。

スピードに溢れた楽しい機器を使う事も、読書時間が減った一因だろう。


以前、家事や料理をする時間に、ラジオを聴くように本を読みたいと思った。

1度聴いて終わりにするには、朗読のCDは高価だ。

そこで図書館で借りたのだが、蔵書冊数はあまりに少なかった。

それでも橋爪功さんや堤真一さんの朗読は素晴らしくて、

自分で読むよりずっとずっと作品の素晴らしさが伝わってきた。

テレビで見るだけの俳優さんたちだが、さすが舞台の人、

すごい迫力ある朗読で感心した。

こんなに素晴らしい俳優が、実力を発揮できる舞台を見たいと思った。


ネットでの朗読サービスは色々あるが、朗読がいまいちだ(と私は思った)。

視聴覚障害者のための朗読サービスも、その日の新聞から雑誌までたくさんある。

ただし障害者でないと利用できない。


話は飛ぶが:

以前、視聴覚障害者のためにパソコン操作のボランティアをしようと、

教え方と提供技術を学びに、日赤まで通ったことがある。

しかし、そこでのボランティア集団はあまりにレベルが低かった。

参加するのはやめた。

障害者に対して(だけではないが)、プロレベル(またはプロに近いレベル)を提供できない人が、迷いながら何かを提供するのは犯罪に等しいと思う。

ボランティアであっても、教える人はある程度のレベルを有する人でなければならない。

それ以来、私は原則として、提供する人に一定のレベルを求めないボランティア集団には参加しないようにしている。

ボランティア(等)の質に関して、書きたいことはたくさんあるが、

それはまた別に。

ネットには、一般の人に提供している朗読のボランティアサービスもある。

これは聞かないほうがいい。

海外の本(童話とかも)の翻訳もある。 

これは読まないほうがいい。

プロとボランティアのレベルの差は大きい。

本物に接することは大切だ。


そんな私が先月出会った「朗読サービス」を紹介します。

それはアマゾンの「Audible」サービスである。

以下のページ参照のこと(PCとスマホ異なるかもしれません)

source_code=YPSSRCH133070721000O&ipRedirectOverride=true&yclid=YSS.1001104759.EAIaIQobChMI_byb1_mk-QIVhzMqCh1_ogjgEAAYASAAEgLscPD_BwE&gclid=CI6yptv5pPkCFbJDwgUdMfQLyg&gclsrc=ds

私はアマゾンのプライム会員で、特別月間に申し込んだので

無料お試し期間は3か月もある(普通時の無料お試し期間は1か月)。

夏休みとコロナが重なる期間の今、自宅にいることが多いので、たくさん試せる。

「Audible」を楽しんでいる。朗読のレベルもいいと思う。

昨日聴き終わったのは夏目漱石の「こころ」。

昔、何度も読んでは、途中で挫折していた小説だ。

現代生活と(または私と)、物語の展開も登場者の動きや思考も、

テンポも合わないのだ。私はせっかちなのだ。

でも読むのではないので、何かしながら聴けるので、完了できた!

漱石の簡潔な文章が、丁寧に人の心を解いてゆく中に沈むと、

「そうなんだなあ」「日本人ってこうなんだなあ」と思う。

日本人がいとおしくなる。素晴らしい小説だと思った。

読むのだったらまた挫折していたろうが、聴けてよかった。

聴けて(読めて)本当によかった。


いずれにしても、この「Audible」にはあらゆるジャンルの本があるので

人によっては本当にいいものだと思う。

そのほかに読んだのは

「80歳の壁」(元気をたくさんもらった)とか、篠田桃紅さんのエッセイ、

村上春樹のエッセイ、アガサ・クリスティの小説などなど。

聞きながら家事がはかどった。

どうぞお試しを。

アマゾンのプライム会員でない場合は、無料のお試しはないかもしれません。


私の好きなパン屋さん
月に1回買いだめに行く。
コロナのこともあってガラガラだ。
この地に定住できる!と思えたのは
このパン屋さんとの出会いと車を持った事



亀さんも元気です


お盆休み

ちょっとはちゃめちゃな1週間だった。 お盆休みでいろいろなことがお休みになり、 人々の多くは「家族行事」の週だ。 少なくなってはいるが、子供や孫を迎える、 というのが昔ながらのスタンダードな平和風景だ。 特に予定のない私は、絶対に家の整理!絵も描きたい!と思っていたのに、 抜本的...