2022年8月29日月曜日

時の鐘

 この地では、古い歴史のある「時の鐘」が、

お城のそばで現在もしっかり時を刻んでいる。

雨が降ろうが嵐になろうが、毎日どんな日でも、

朝6時と夕方6時には、「ゴーン」「ゴーン」と鐘の音が空に響き渡る。

気にしないでいると「あら、鳴ったかしら」と思うような音、

日常的ではあるが、決してうるさくはない、

でも遠くまで響く低い音だ。

大きな音ではないし、小さな音でもない。


テレビを見ていたら、埼玉県川越市の「時の鐘」は、

時間になると自動的に鳴るようにしているとのこと。

この地の鐘は、今も人が撞いているのだろうか?

数年前までは、人が撞いていると聞いていた。

急に気になりだした。


見に行けばいい! 見に行った。

おおきな銅の鐘を、人が賢明についている。

今も毎日定時刻に、人の手で鐘は撞かれていたのだった。

暑い日、寒い朝、さぞ大変だろうに。

毎日毎日定時刻に、人手で撞かれているとは驚愕だった。


いにしえの時代から撞かれ続けている鐘の音を聞いていると、

自分も時の流れの一部なんだ、と感じる秋のはじめであります。


ここで撞かれています



















古い古い松の幹
お肌に潤いがなくなり、ひび割れが。
人も同じ(笑)



















とはいえ、その深い味わいは
超美味。人も同じ 💝





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