2016年7月16日土曜日

精霊流し


朝早く、浜へ精霊流しに行く。

砂浜に大きな穴が掘られ、お供え物を焚く。

以前は、海に流したそうだが、環境によくないので燃やすようになった。

町内の役員たちが、手際よく処理してゆく。

穴の周りには、お線香の煙がたなびき、お花が並ぶ。

お線香を砂浜にさして、合掌。



海はどんより、別世界へ誘う
私たち娘、その家族、孫、ひ孫たちの元気な様子を、両親は、先祖は見届け、

送り火と共に、その御霊は、帰っていった。

という物語の、お盆である。

生後半年のひ孫には、その姿が見えたかもしれない。

彼女の頬をかすめる、風のような口づけを感じたかもしれない。

趣に満ちた、物語だ。


今日は、懐かしい友人たちと会うために、お出かけ。

とても楽しい時間で、眠くて疲れた今。

取り急ぎ、おやすみなさい☆

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