朝の散歩とラジオ体操、2日目!
行きましたよ!
歩くとうっすらと汗ばむ最高の気候、
新鮮な微風の中で身体がゆっくり目覚めていく。
たくさんの大木の精気を吸い込みながら、体操する。
「周りに誰もいないときは、マスクをしなくていいのよ」
体操の後、花などを散策しての帰り道、後ろから声をかけられた。
あたりにはだれもいない。
振り向くと、ラジオ体操の主催者(私が勝手にそう思っている)の高齢女性だった。
一人で杖を突いて歩いている。
白髪に真っ赤な帽子、赤い小さなイヤリング、真っ赤なニットズボンと賑やか色彩だ。
「あ、そうですね。つい。お化粧しなくていいからラクだし」
そう言いながら、私はスポーツ用のマスクをとった。
「だめよ~。帽子を深くかぶってマスクをして顔をかくして。
そんなことをしていたら、どんどんふけちゃうわよ」
「でも、らくなんですウ。眉毛ないし」
「私も眉毛ないのよ。でもね」
とポシェットを開ける。
お顔を覗くと、おお、うっすらと口紅をしている!
「私はいつも持っているのよ。眉ペンシルと口紅。
時々鏡を見て落ちていたら塗るの。頬紅をちょっとつけると生き生きするわよ」
脱帽!
ご自宅は歩くには遠いので、車で来ているとのこと。
もちろん自分で運転して。
どう見ても私よりずっと高齢だ。素敵!
うれしそうに話す顔のまわりで、赤いガラスのイヤリングが踊っていた。
体操している周辺には、植物の命が満ちている
![]() |
0 件のコメント:
コメントを投稿