あ、また喪中はがきだわ、きっと、と、
この数日中に届いた喪中はがきを思い浮かべる。
あの人の母上の訃報かしら、それとも・・・。
それは友人の夫からのもので、友人の死を知らせる、喪中はがきだった。
先月に他界されたそうだ。 あまりに突然の知らせ、早すぎる。
ジョーン・バエズに似た、ほりの深い美人だった。
最後に会ったのは、彼女の結婚式で、大学を出たばかりの23歳だった。
年賀状のやりとりは欠かさなかったが、いつも連絡はしあっていたが、会おうと言い合いながら、
タイミングがあわず、とうとう会わないで終わってしまった。
数年前、2-3回、すぐにでも会いましょう!と連絡がきたのに、
私のほうが大変忙しくて、断ってしまった。
そのままにしてしまった。 会おうと思えば、すぐに会えると。
どうしたの? 心の中にいろいろな思いがよみがえる。
若いときの笑顔が、たくさんの思い出が浮かび上がる。
こうして書きながら、心に湧き上がる気持ちを抑えている。
「いつか会える、いつか会おう」は、もう無意味な言葉の年代になってしまった。
友人たちとは、会いたい人には、会えるときに会っておこう、と、今さらながら思った。
ですね・・ ”いつか” は絶対来ない・・”今”しかないのかもしれない・・・。
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