2021年12月24日金曜日

今年の推し

 以前SNS で垣間見た投稿の、気になる一節が思い出される。

 ー 昔読んだ旧ソ連時代の本の中に、こんな記述があった。

   高齢者たちを郊外の同じような庭付きの家に住まわせている。

   そこで野菜でも育てて暮らせというのだ。

   そんな夢のない生活を強いられるなんて、何とひどい国か!

 投稿者は続ける。  

 この状態は、今の日本人の高齢者からみれば、

 自分達よりずっと恵まれているのではないだろうか?


確かにそうもいえるかもしれない。

旧ソ連の人々は(どういう人なのかは不明)高齢になると

庭付き一戸建ての環境を支給されるなんて!

環境が均一化されて決められているのでは、確かに「夢」はない。

とはいえ、今の日本の現実を見回すと、高齢で持ち家も生活のゆとりもなく、

現在と少し先の生活が成り立つか、不安な人がたくさんいる。

「夢」が持てない事を嘆くのは、贅沢なことかもしれない。

人生100年という長さを考えると、高齢者の将来の不安は増す。


高齢者とは、経験と知恵を集積した、目先の利益などに無関係な

大きな存在でありたい。

最近の高齢者問題は、すべてお金お金で情けない。

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今年の私の「押し」の言葉  by 倉本聰

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金なんか望むな。

幸せだけを見ろ。

そして謙虚につつましく生きろ。


都会は無駄で溢れ、その無駄で食う人々の数が増え、

すべては金で買え、人は己のなすべき事まで他人に金を払いそして依頼する。

他愛ない知識と情報が横溢し、

それらを最も多く知る人間が偉い人間だと評価され、人皆そこへ憧れ向い、

その裏で人類が営々とたくわえてきた生きるための知恵、

創る能力は知らず知らずに退化している。それが果たして文明なのだろうか。

『北の国から』はここから発想した。

―――― 以上 ――――



現役を終えた私たち世代は、それでいい。

蔓延している価値観から解き放たれ、本来の自分になれる。

現役世代の人たちよ、圧死されないようにと願う。

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