晩秋の雨の日の週末。
いくつかの気になる事、責任のある事が無事終了した。
今日は用事もないし、やりたい事も溜まっているが、それはちょっと後回しにしよう。
高齢になると滑舌が悪くなるので、それを防ぐために毎日音読をしている友人がいる。
私も毎日音読してみよう、どうせするなら世界文学全集! と思った。
家には筑摩書房の昔の本が60冊、これに日本の文学全集もある。
1巻が見つからなかったので、第2巻から始めることにした。
ゲーテの「ファウスト」と「若いウェルテルの悩み」だった。
うわー!後退りできない。読んでやろうじゃん。
殆ど忘れているので初読と同じだ。
家の本は森鴎外訳 、青空文庫は高橋健二訳。
最初の方だけ比べたが、私には森鴎外訳の方がいいと思った。
で、 ちょっとだけ音読スタートです。
このゲーテの2作が、どんなに世界文化に影響しているか驚いた。
Amazonプライムでジェラール フィリップ主演の映画も見られるし、
手塚治虫は何度も漫画化にトライしている!
音読から発して、好きな世界に行きついてしまった❤️
またやることが増えてしまうが、時々でいいから離さない。
未完成でもいいので、楽しくやっていこう。
そんな時、友人から「ぜひ見て」と、放映中のテレビ番組を
知らせてきた。
Eテレの「夢の本屋紀行」。楽しんだ。
今日は日常を離れて久しぶりの異次元漂流。
外は大雨。いい休日だ。
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テレビに出たある書店。 本がある部屋は落ち着く。 |
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