「お元気してる〜?」
週末夜の電話訪問者 R だ。
近郊の文化都市でブティックを開いて30年以上、
来店する界隈の女傑達の話題に事欠かない。
彼女の話術と話力、または魅力で、お買い物は二の次、
話をしにくる客で、人が絶えることはないようだ。
若い頃は日本を出たり入ったりの独身で、活発である。
同年代の彼女は 近くに親族はいるが、今も自立して仕事をこなす。
彼女のブティックを訪問する客は、70代80代はじめが中心。
老化する体調などなんのその、働いたりボランティアをしたり、
家族を背負ったりバリバリの女傑たちだ。
世の流れで、個人ブティックの経営は苦しいが、
儲けは二の次、きついながらも生き甲斐を兼ねて継続している。
同世代、店主とお客という関係ながら、助け合っているのだ。
「お店を辞めたらどうしよう。家にずっと1人でいて大丈夫かしら」
誰もが持っている問題だ。
彼女のお店に集う人たちは、そこでお喋りして、生き返って帰っていく。
年齢はその年齢なりの、生活が待っている。
ここまで来たんだもの、どうにかなるわ!
今こそ、自由時間を楽しんで、日々を大切に生きていこう。
楽しんだ。
帰りに渋谷駅のそばを通過中、
まさに駅が壊されているのを見て、
ショックでした。
毎日通っていた風景が消滅する。
私たちの時代は終わったんだなあ⭐️
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