お正月に親族と過ごして帰宅後、一念発起して、
何度目かの家の大整理を決心した。
物を取っておいても時代は変わり、それを欲しがる子供もいないだろう。
残す意味はない。迷惑だけだ。廃棄だ!
いくらお掃除して片付けても、今使わない物を廃棄しない限り整理はできない。
家の中には「もう使わない物」「いつか使うかもしれない物」「譲りたいもの」
でいっぱいだが、それらをしまう場所はたくさんある。
だからきちんと隔離して保存し、後は目をつぶることもできる。
しかし「使わない可能性のある物がたくさんある」という事を私は知っている。
使わないのに「ある」ことも気になる。
お茶を点てたい、あのアクセサリを付けたい、あの本を再読したい、未読本も多い、
お気に入りの衣類や着物(もう着られない物もあるが)もたくさんある、
私にとって、家の中はお宝もので溢れているのだ。
そのお宝ものが、重荷になってもいる。
もう手放す時期が来たのよ、と自分に言う。
今迄も、何年間も、徐々に整理し廃棄してきた。
しかしこれ以上の整理は、レベルを変える必要がある。
今使いたいものも、もうそれは出来ないと決断しなくてはならないのだ。
もう読む時間はない、着るゆとりもない、行くこともないし、会う事もない。
日々の自分のことで、いっぱいなんだもの。
丁寧にゆっくり毎日を過ごそうと思っても、
未整理物が気になる。
「いつか」「だれかに」と思っていたことには線を引き、
今から自分だけのこれからのために、だんだん衰えていく身体に
やさしい環境にしていこうと思う。
その第一弾:
万が一、2階への階段の上り下りが困難になった時のために
(それが一時的にせよ)、1階だけで暮らせる準備をしようと立ち上がった。
タンスを一つカラにし、2階の家具をおろし・・・・
なかなか大変である。
結局は、家じゅうのものの再配置(その前に廃棄)が必要になる。
焦ると、ろくなことはない、ゆっくり進めよう。
今週から日常が始まので、他の用事で中断も多くなるだろうが、焦るな。
ゆっくり丁寧に、日々を感謝して大切に、そのためには物を減らせ!
「やりたいこと」を絞ること!全てするのは時間切れ、と言い聞かせる。
言い聞かせるという事は、少々無理があるのかも。
まだ修行不足である。
どこまで整理できるかな?
もし完全には出来なくても、第2弾もあるから気軽に、と言い聞かせている。
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アイルランドの友人からの クリスマスプレゼントに入っていた雑誌。 ほとんど読んでいないけれど完読はしないだろう。 これも捨てる? |
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