2024年8月29日木曜日

私の愛読ブログ

 私は、朝2つのブログを読む。

ひとつは作家の辻仁成氏のブログ、

もう一つは、某水彩画家のブログだ。

偶然の共通点は、共に海外在住で、

共に独身の一人暮らし男性だ。

かなり正直に自分の生活をさらけ出し、人生を受け入れ、

その中で目いっぱい積極的に行動している。

辻氏はパリで60代、水彩画家はアメリカ西海岸に住む、高齢の日本人男性である。

色々なブログを見てきたが、最後まで残ったのはこのお二人のブログだった。


辻氏は作家、歌手、画家、料理家として、全力投球で生きておられる。

私はその作品も歌も姿もあまり好みではないが、

文章は当然上手だし、毎日の激しい生き様を

気を逸らさないように、飽きさせないように、巧みにぶつけてくる。

人気のブログであり、仕事のためのブログでもある。

正直に見栄もなく書いているので、読者も多い。

凄く繊細で縦横無尽の活躍、こちらが心配になる位だ。

たくさんの元気と励ましを頂いている。尊敬する。


USの水彩画家の方に出会ったのは、ネットで水彩画を検索していた時だ。

私の好きな画風だったので、ブログも訪問した。

シンプルでのびやかで、清い心を感じた。

読み続けて、10年をはるかに超えていると思う。


私より少し上の世代のこの方の、自立した生き方は、

自分が年齢を重ねるにつれ、尊敬を覚える。

身体一貫で渡米し、絵を描き、兄弟も親類も旧友もコネもなく、

コツコツ(多分)生きてきた。

高齢になった今、異国での一人暮らしの過ごし方、楽しく生きるたくさんの工夫、

残り少なくなった昔の友人達との、命の源ともなる定期的な食事。

そのブログは短い物だが、毎日水彩画が表示され、

何の見栄も誇張もなく、清楚(清貧ともいえるかも)な人柄が

神々しい。

書いていると、その方を遠方から見守っている気になる。

彼のことは、改めて書きたい。


大型台風が上空でウロウロ動かない。

無事に終わりますように。

よく使いこんだ小さな手提げ袋
よく見たこともなかった。
綺麗。

2024年8月26日月曜日

私の簡単朝食

ぐっすり眠れてはいるが、気候のせいで食欲が落ちている。

私レベルでだが。

食材の買いだしや準備から始まり、食事の支度、調理が好きだった。

健康とダイエットを考え、好物を並べる。

自分で作った料理を食べるなんて、最高の贅沢だと思っている。

リタイア前は、外食や簡単な総菜がメインだったから、なおさら

お家ごはんが一番好きだ。

それなのに、この頃食事の支度もしたくない、食欲も少ないのだ。

お菓子やアイスクリームの方が、好きになってしまった!


そんな時、テレビで紹介された簡単味噌汁朝食にヒント得てて

私流に実行しているレシピを紹介します。

1)野菜中心に様々な余り?具材をだしとゆでて、スープを作っておく。

  味噌汁の味噌を入れる直前の状態でストップ。

  ーだし、なす、わかめ、豆腐、じゃがいも、たまねぎ、何でもー

2)作ったスープ(私は大きめのスープ鍋にまとめて作る)は

冷蔵庫で冷やしておく。

3)味噌汁わんに、ひとすくいの味噌をいれ、熱湯を少しいれて味噌をとかす。

4)冷えている2)を、上から注ぐ。

野菜やだしに、味噌の塩、適度に冷たいスープ、美味です。


今はその気にならないけれど、卵や肉、ご飯などをいれてもおいしいだろう。

味噌は麹味噌のほうが体にいいらしい。

数分でできあがり、ご馳走様!

朝ドラ主人公の別荘が近くにあり公開している。
訪ねてみた。
暑い日なのに風が通り抜ける日本建築。
とてもいい時間だった。




2024年8月22日木曜日

時は流れる

昨日、古本屋のおじさんから古い写真を見たいとの要望(昨日のページ参)。

実は整理途中の写真たちが、大きな箱いっぱいにある。

夏休みの今、古本屋さんの要求は天の助けに違いない。

見せる前に、こちらで選別しておこうと思った。

所が、昨年末に整理した時、風景写真や兵隊さんの写真など、

家族が写っている写真以外は、廃棄してあった。

古本屋さんには残念だが、参考になるのはほんの少しだけとなった。

来週あたり、連絡しよう。

写真を見て思うのは、メインは冠婚葬祭、そして宴会風景だ。

華やかな人付き合いで成り立つ社会だったんだろう。

今もモノのやり取りが、人によって価値観が違うのは、その名残なのだろう。

写真はいろいろな事をかたってくれる。

皆輝いていた若き日!


この家のほぼ全ての物は、私がいなくなったら不用品、廃棄だろう。

今から少しづつ廃棄していって(理想)、80歳になった時、

思い出はほんの一部、「お宝や形見」を残して「今」使うものだけにしたい。

時は流れていく。


夕方散歩に出た。
気温も高くなく、風が心地よい。
夕方の時を告げる鐘が響いた








2024年8月21日水曜日

一歩づつだが進行している過去整理

 私の 「終活@片付け」 は生活上、一番の悩みだ。

頭の中では、いつもああしようこうしようと思いながら、

なかなかはかどらない。

早く片付け終わって、「今ここの」自分の生活第一で生きたい。

今は、心の中は半分過去整理で、でも実際には進まず。

今を生きていない!

宙ぶらりんで、仮想空間にいる感じ。

現実生活もそれ程夢中になれず、興味は多くない。

やりたい事はあるんだ!

いかん!これではいかん!


「終活」の第一歩、今日はやりかけの一つに手をつける。

吉川英治著の新平家物語 全13巻と宮本武蔵*愛蔵版 5冊。

大ベストセラーだ。

全巻揃っていれば売れるかも、と言われたので、一冊づつ包んで近くの古本屋へ。

結果:両方とも、もう新版が出ているので、いらないとのこと。

わかるけれど。audibleでも聴けるんだもの。

LIFEやリーダーズダイジェスト社の大型本全集をいくつか持っているが

全部没。とてもいい本なのに〜。

愛読書をゴミにしたくないのに、残念です。


ちょっと耳の遠い古本屋のおじさん、

古い写真が欲しい、価値があるよ、古い写真は捨てないで、との事。

それから、おじさんのこの地の風景保存活動話を聞く。

この地は歴史的な所でもある。

色々見せてもらう。

この地の過去の風景の保存活動である。

私は先日、明治大正時代の写真を大量に捨てたばかり。

でも一部残っている。

残っているのを、是非見たいとの事。

近いうちに見てもらうことになった。

大昔の写真、良い形で役に立つかもしれない。

多分大正時代のアルバム帳
布製で豪華













旧制中学の写真
私の叔父がこの中にいる
黒い腕章を巻いているので
どなたかがx亡くなったのだろう
質実剛健の男子校だったが、やがて
女性も。私もここの卒業生だ。

 





終活説明会

シルバー的な話ばかりで恐縮だが。


この地区が主催し、地域包括支援センターが行う、「終活」の説明会に行ってきた。

約1時間、出席者は50人以上いたろうか、98%は女性で、賑やかだった。

私は独身で子供なし、親族も近くにはいない、かなりハードな身分だ。

きちんと「終活」する必要がある。

私のようでなくても、今は昔のように親子同居は多くないので、

このような説明会は必要である。

「介護の事」「保険やお金の事」「お墓の事」「葬儀の事」「相続の事」。

「もうそんな事考えながら生きていたくないよ!」と叫ぶ人(笑)。

何も準備していなくても、公的に何とかしてくれる、ということも分かった。

結果がどうでも良いならば。


古い歴史を持つこの地では、それでも多くの親族は近くに住み結びつきは固いが、

一人暮らしはとても増えている。

親族が近くにいれば、一番暮らし易い方法かもしれない。

大変かもしれないが。

終活 説明会は、ある部分他人事のように、明るく学ばせて頂いた。

概略説明だが、考えている事なので良いタイミングだった。

完璧には難しいだろうが、頭がしっかりしているうちにやっておかなければ。


町にはいつも微風が流れて、秋が遠くから様子を

伺っている。早くいらっしゃい🤗




2024年8月20日火曜日

そうよね!

 台所の一隅で、花たちがおしゃべりしているように思えた。

フリージアは春先にいただいたもので、ドライフラワーに変身した。

グラジオラスは支えがなく、庭に倒れていたのでカットして救済した。


昨晩、久しぶりに受けた電話を思い出す。

私よりずっと高齢、90代なのに新たに学びを開始し

(区、または都でやっているシルバー大学だそうだ)、

身体障害者の娘に、毎日お弁当を作って送り出し、

 犬の散歩を欠かさない。

生活に大変な部分も多いだろうに、

毎日を満足して、生き生きと暮らしている!

どんな事にも喜びを見出す。

そういう方だ。


そう、自分の悩みなんて、勝手に悩んでいるだけ。

時の流れに身を任せて、その時の自分の力量内でできるだけの事をしていれば、

それでいい。それでうまくいく、大丈夫な年代になったのだ。

心の持ち方一つで、毎日は大変身する。

当たり前の事を、再認識。


フリージアとグラジオラスが頷いた。

おしゃべりしてる


2024年8月18日日曜日

湿気の多い日は

  蒸し蒸しムシムシ、こんな日には 詩でも読みましょう。

春ではないけれど、春先のように気分を変えて。

ゆったりした気分で。

ワーズワースなどいかがでしょう。


友人の愛犬
よく眠ってる❤️




2024年8月16日金曜日

5分あれば

 ハシビロコウという鳥がいる。

微動だにしないで、じっとしている。

私はたくさん微動するが、時々、イヤ頻繁にハシビロコウのような時間がある。

行動すればすぐ終わるのに、考える時間が長い。固まる。

そういう時、いつも頭に浮かぶ歌がある。


5分 あ〜れば 何でもできる

お出かけ前の 5分間

顔を洗ってご飯を食べて、


子供の頃、朝の時間、ラジオから毎日聞こえてきた歌、

確か雪村いずみさんが歌っていた。

試してみた。 

5分って、本当に色々なことができるのに驚いた。

日常生活はやる事が多大にあり、その一つ一つはすぐ終わる事。

考えずにやれば何のことはないのだわ。

さあ!動ける時はまめに動きましょう。

今日という日、愛する人たちがいてくれる幸せに感謝して。

台風が迫っている
空は緊迫中





2024年8月15日木曜日

夏休みのある一日

夏休み。

テレビには人々がぎっしり、笑いと汗にまみれてはじけている。

見ているだけで疲れてしまい、

クーラーの中にいる自分にホッとする。

夕方、元気モリモリ、買い物を兼ねて自転車で街に出る。

通りにはほとんど人影もなく、車も走らず、人は家の中。

でも、外は微風もあり、悪くない。

走っているうちに、もっともっと走りたくなる。わーい♪

近くの知り合いに寄る。

知り合いは、私の姉夫婦のような安らかな存在。

大歓迎されて、政治の話、本の話、身の回りのよもやま話など約1時間。

その後、買い物に回り汗ぐっしょりで帰宅した。


熱中症注意報のアラーム音と救急車のサイレンが日常的に響いているが、

太陽の動きも変化して、秋も見え隠れする。

今日も新たな気持ちで、前進だ!

日本語ボランティアの新学期がはじまると、また忙しくなる。

週末は台風と葬儀参列。今日は用事でお出かけ。

夏休みはまだまだあるようで、あまりない。

一応牡丹の花、未完成
締まりがないな
頑張る💪








2024年8月13日火曜日

樹木の芽から盆栽 できるかしら

 樹木は春になると種を落とし、その種から芽が出て、

樹木の下にはミニ樹木が出てくる、という事を

今年はじめて知ったのだった。


樹木があると、思わずその根元を見る癖がついた。

公園の梅の木から落ちた梅の実4キロを梅干しにしたという、

御近所さんと変わりないかも。


5月頃、6〜7 本の芽を植えた。大切に育てた。

しっかり根付き大きくなったので、今日こそ、と植え替えた。

ここから盆栽にするのだそうだが、ハテナ だらけである。

とりあえず植え替えた!

もみじがメインである。これからが楽しみです。

それにしても、なんと暑い日が続くのか!

ヒョロヒョロ伸びている
盆栽から遠いような






2024年8月11日日曜日

普通の日

予定のない日 、それも何やかやと忙しいものだ。

以下、普通の日の出来事。


早朝 ピンポンの音

町内の方の訃報。その事で、町内メンバーへの連絡や井戸端会議的なお話。

午後イチ、ブティック経営者のお一人様から電話が入る。

彼女の1週間の夏休み開始宣言。

「予定は?」

「家でゴロゴロ、ゆっくり過ごす、ワーイ」それが一番です。

お一人様でないとできない話題、盛りだくさんで、1時間40分の長電話。


高校時代の旧友で、今はスケッチの友が、

同好会メンバーのための「基礎講座」を開こうと提案あり。

下準備勉強のための、場所と時間を決める。


朝から手紙を書きかけている私は、なかなか筆が進まない。


パソコンメンバーGの1人が、パソコンを購入して喜びの舞 in LINE.

ちょっとだけ喜びに参加してあげる。


夕食は8時頃になってしまい、美味な自作冷凍カレーと

なす、ピーマン、インゲンなどの甘味噌炒めなど食べかけていると、

またピンポン。

近所の幼馴染が訪ねてきた。

ちょっとおしゃべり。


そんな一日でした。

すべて世はこともなし。


自分の世界を満喫したり、人との交流も適度に交えたり、

1人暮らしには工夫も必要だ。

このような日々、とても幸せだ と思う❤️

思わなくては。

少し前の作品




2024年8月10日土曜日

今を大切に

 いつも同じ事を書いている。言い聞かせている。

足元を見て、今を感謝して、静かに質素に生きよう、

今を大切に、と。


ちょっといい加減に飽きてきたわ。

それほど悪い日々ではないし、言い聞かせる年齢でもない。

程々の心配は皆同じ。

どこか自分に不満、不安、肯定しきれない部分があるのだ。

欲張り。


朝のつぶやきでした❤️

友人作、着物地で作ったブラウス
素敵です






2024年8月7日水曜日

近視と遠視

 私は、子供の頃から遠視である。

近視の友人と旅行した時、気付いた事がある。

スペイン半島をバスで数日間縦断するツアーだった。

同じ席に座って何日も外を見ていたのだが、見ていたものが全然違うのだ。

私は遠くの空や赤い大地に広がるオリーブの樹々を、

友人は窓下のお土産屋さんや、現地人の話がメインである。

友人は近視。

視力に絶対関係があると思った。


同年代の友人との世間話が楽しみな年代になってきた。

何を食べてどう美味しかったか、どのようにどこで何をしたかなど

手が届く身近な話題が多い。

足元をしっかり見て立っている事こその、ゆったりだろう。


私は遠くを見がち、遠視の癖かもしれない。

「生きている目的」なんて考えてしまう。

足元をおろそかにしがちだ。

目的は関係ない。


何気ない、今のこの時間こそが生きる意味だ、目的だ。

いつも足元にあるこの日々、

何と愛おしく大切なんだろう。

この家、この部屋、この食器類、みんな、

何と愛おしいことか!

大切に感謝して暮らしていこう。

私の「今」を抱きしめた。


さすが立秋

朝の微風の中に、秋が混じってきた。

蝉時雨がそれを迎える。


道は続く

2024年8月6日火曜日

夏の朝

 














2024年8月5日月曜日

今日も暑そう

目が覚めると、外はもう強烈光線。

 目前に用事があると、ぱっと動くのだが、

目前の用事がないと、クーラーの冷気に沈む。

日中でも、外に出れば 微風が流れ、それなりに心地よいが、

強烈な太陽光線の中、日中でも通りはシーンと静まり返り、人の気配はない。

遠くから蝉時雨。

子供の頃は、この時期、水着を着て

浮き輪を持った子供たちが、海に向かって駆け回っていたっけ。


遠い目をしてそんなこと思う私、今シルバー。

クーラーに沈んでお昼寝したいけれど、今日はお出かけ。

さあスタート!

蓮の葉の上でゆらゆら揺れながら
冷酒でも飲みたいとの感想
私ではない!







2024年8月4日日曜日

私の散歩道

ここ、故郷に戻ってきた頃、

「家のそばに、お城と庭園、そして海!

いい散歩の場所があっていいね!」

と言われた。

 故郷の狭さに批判的だった私は、無反応だった。

冷笑を浮かべていたかもしれない。


所が今は、酷暑の日や天候の悪い時は別として、お城周辺が、

私の散策ベストな場所である。

お堀には季節の水鳥、長い時に身を置く大木の四季折々のファッションショー、

季節毎の花々、その果実など、一瞬も同じ時がない。

お城周辺も整備されて、ちょっと垢抜けてきた。

近くに海の気配もする。

散歩道も最後に近づくと、幼い頃妹と乗って遊んだメリーゴーランドの2匹の馬が

私を迎えてくれる!


私は馬たちに、木々に、古い建物に挨拶しながら、

水彩画のための写真を撮り、俳句を考える。

至福のひとときである。


先の方に、赤いブラウスを着た白髪のお婆さんが、

にっこり笑って手を振っていた。

数年後の自分は、ああいう感じなんだろうな。

友人達と仲良くして親族と行き来しながら、

私はここでこうして年齢を重ねて生きていこう。

丁寧に、感謝して❤️


いつも待っててくれる2頭
(撮影は秋)












子供が座るには大きすぎるくらいの鞍
今はやっと入る大きさ❤️


2024年8月3日土曜日

早朝散歩

 暑い日が続く今の季節、早朝から散歩する人は少なくない。

犬連れも多い。

人が多いといっても、日中のようではない。

近所の方にも会う。

彼女は朝の散歩で、公園にたくさんある梅の木から落ちた梅の実を拾い、

4キロにもなり、梅干しを漬けたそうだ。

夕方、お裾分けを頂く。さすが上手。美味しい。


久しぶりのパソコン教室へ。

近くに住む仲間の一人が、涼みがてらやってきた。

それぞれのシルバー人生のおしゃべり。

授業を開始すれば、そこは感情の入らない機械の世界。

さっぱり。

多忙で賑やかな日だった。


新鮮な空気










朝!












お盆休み

ちょっとはちゃめちゃな1週間だった。 お盆休みでいろいろなことがお休みになり、 人々の多くは「家族行事」の週だ。 少なくなってはいるが、子供や孫を迎える、 というのが昔ながらのスタンダードな平和風景だ。 特に予定のない私は、絶対に家の整理!絵も描きたい!と思っていたのに、 抜本的...