2024年8月4日日曜日

私の散歩道

ここ、故郷に戻ってきた頃、

「家のそばに、お城と庭園、そして海!

いい散歩の場所があっていいね!」

と言われた。

 故郷の狭さに批判的だった私は、無反応だった。

冷笑を浮かべていたかもしれない。


所が今は、酷暑の日や天候の悪い時は別として、お城周辺が、

私の散策ベストな場所である。

お堀には季節の水鳥、長い時に身を置く大木の四季折々のファッションショー、

季節毎の花々、その果実など、一瞬も同じ時がない。

お城周辺も整備されて、ちょっと垢抜けてきた。

近くに海の気配もする。

散歩道も最後に近づくと、幼い頃妹と乗って遊んだメリーゴーランドの2匹の馬が

私を迎えてくれる!


私は馬たちに、木々に、古い建物に挨拶しながら、

水彩画のための写真を撮り、俳句を考える。

至福のひとときである。


先の方に、赤いブラウスを着た白髪のお婆さんが、

にっこり笑って手を振っていた。

数年後の自分は、ああいう感じなんだろうな。

友人達と仲良くして親族と行き来しながら、

私はここでこうして年齢を重ねて生きていこう。

丁寧に、感謝して❤️


いつも待っててくれる2頭
(撮影は秋)












子供が座るには大きすぎるくらいの鞍
今はやっと入る大きさ❤️


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