2016年9月14日水曜日

異国に生きるって

日本語ボランティアの日

先週のネパールからの14歳の少女に、かなり深刻な問題が生じた。

ネパールの学校の卒業資格、日本の学校に入る資格等が原因だ。

学校に行かないと、日本語の問題だけでなく、他の勉強も遅れてしまう。

親は、この子を、大学まで出したいと考えている。

ただし、今のままでは、そう簡単には、進めない。 資金的にも、問題があるだろう。


つけまつげだと思っていたのは、本当のまつ毛で、きれいにカールしている。

将来への期待が輝く、まだ幼い瞳を曇らせたくはないけれど、

この子の日本での将来は、そう簡単ではないだろう。

いや、決めつけてはいけない! 


日本語、一生懸命勉強してきて、どんどん上達している。

私たちボランティアの会は、日本語を教えるだけでなく、

様々なサポート、または窓口紹介も必要だと、考えてはいる。

大変かもしれないけれど、見捨てられない、これがボランティアだろう。


子供は自分で生活を選べない。

帰って行く、まだ細くて幼い後姿を見ながら、「負けないでね」と思った。

明るく楽しくやっていこうと思う。

ヒマラヤ・遠いな
一番の好物はお母さんの作るチキン・カレーとのこと

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