私が小学生高学年の頃、映画「のばら」を見て、
主人公の少年の大フアンになった。
そのことを知っている友人が、言った。
「あの映画は今のウクライナと同じだね。
同じような事を、70年たってもやっているなんて!」
本当だ!
あのあたりは、常にいつも危うい事の繰り返しだ。
映画「のばら」は、ハンガリー動乱でオーストリアに逃れてきた孤児の少年が、
やがてウイーン少年合唱団に入る物語りである。
主人公の少年役・ミハエル・アンデの大フアンである私は、
今もネットで時々追いかけている。
ハンガリ動乱とは:
ハンガリーの首都ブダペストで1956年10月23日、民主化やソ連軍撤退を要求する学生や労働者のデモが発生。ソ連は軍を出動させ、市民と衝突した。
事態はいったん正常化に向かったものの、ナジ首相がワルシャワ条約機構からの脱退とハンガリーの中立を宣言したのをきっかけに、ソ連軍が新たに越境。
11月4日にブタペスト市内へ突入すると、ハンガリー軍、市民義勇軍と市街戦を展開した。
優勢なソ連軍にハンガリー軍と市民義勇軍は頑強に抵抗したが、同日中にはソ連を後ろ盾とするカダル政権の誕生が宣言され、国内の抵抗もおよそ1週間で鎮圧された。
ナジ首相は国家転覆罪に問われ、2年後に処刑された。
この動乱での死者は2700人に達し、約20万人のハンガリー市民が西側に逃れたともいわれる。 (1956年11月06日) 【AFP=時事】
今回のウクライナはまだまだ終息の見込みがなく、死者数も難民数ももっと多い。
孤児もたくさん出ることだろう。
本当に心から願う、早く終わりますように。
映画の中の歌を集めた レコードのジャケット |
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