一週間前に観た、映画と演劇の話を。
映画は、渋谷の文化村・シネマ で上演の「グランドフィナーレ」。
たくさんの賞を受賞した、ゴージャスな映画。
原題は「YOUTH」(若さ)。 私的には、見なくてもよかった。
演劇は、恵比寿にある、テアトル・エコーのマチネ 「淑女はここにいる」。
新進気鋭の作家の書き下ろしである。
劇場が小さめなので大変見やすく、舞台と空間を共有できる劇場だ。
自前の劇場ビルを持つ劇団って、すごい。 さすが長い歴史を持つ劇団だ。
テアトル・エコーは、すべてにおいて安定しているので、楽しんで見ることができる。
「淑女はここにいる」は、ホームレスの女性4人が中心の物語だ。
あれ?どこかで・・・。 洞窟おじさん?・・・
自給自足に近い、なかなかいい生活だ。電気は太陽光発電。
掘っ立て小屋も、実は建築の知識のあるメンバーが手掛けて、なかなか機能的だ。
世間のいろいろから離れ、過去はバラバラだが、いたわりあい、
助け合い支えあて、明るく生きている4人。
空き缶など収集して、しっかり働いてもいる。
平凡な主婦が、汚れ汚れて淑女になった、という崖っぷちドラマ。
なかなか力作で、演技もよく、楽しい時間を過ごした。
生き生きと演じている女優たちが、うらやましかった。
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衣裳がなかなかいい! |
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