2016年5月27日金曜日

ヒロシマ

本日、オバマ大統領が、米国大統領としてはじめて広島を訪問した。

夕方、テレビの実況にはりついて見ていた。

短時間であろうとも、何であろうとも、小さな一歩であろうとも(小さくない)、

本当によかったと思う。 新しい一歩。

多くの人が何年も時間をかけて、この日を実現させたんだと思う。

ネットBBCのトップニュースも、大統領と被災者の抱き合う写真だった。


http://www.bbc.com/news/world より


戦争は絶対にしてはならない、いいことは何もない、

と親から聞いたり、学校で習ったり、映画や本でも読んだ。

非核・非戦は、本能のように叩き込まれて育った。


様々な怨念もありながら、恨みよりも、まず 「第一に平和な世界を」 という願いで、

オバマ大統領を温かく迎えることができた点では、日本は誇らしい。

そうできるのは、今の日本がある程度平和で安定していること、

成熟した国に、少しは向かっているからだろう。


献花するオバマ氏と阿部氏をみていて、二人とも、原爆投下時には生まれていなかったんだと

気づいた。 彼らより年上の私もだが。



それにしても、オバマ氏、スタイルいいなあ、声もいいなあ、

大統領専用車、ガードマン、エアーフォースワン、かっこいい。



世界は戦争だらけ。 

幸せって、なんでもない日常生活が、安心してできること、

何かを奪い合わなくても、質素でも十分幸せになれるのに。

PS  不満もたくさんある。しかし、その中からいいことを見出し、立ち止まらずに前へ進むしかない。

   笑顔の裏にも、負けない計算を。それはお互い様。
   

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