2018年7月9日月曜日

100年に一度

ニュースを見ていたら、トヨタの社長が
自動車業界は「100年に一度の大改革」時代に入ったとスピーチしていた。

Google社やApple社の開発した(いずれ完成する)アプリを携帯にダウンロードし、
今使用している車に利用すれば、自動運転ができるようになるのだとか。
とっても簡単に。
自動運転に関しては、十分信頼できるだけの試運転も完了している。
ワクワク。

自動車は、手押し車から蒸気自動車、ガソリン自動車と歴史は長いが、
飛行機が最初に飛んだのは、1903年、明治36年だ。
115年しかたっていない。私の祖父よりずっと若いのだ!
飛行機のおかげで、私たちは気軽に地球の中を行き来できるようになった。
ハードウェア(飛行機)の開発により、ソフトウェア(文化)は大変化した。
宇宙へロケットが飛び出したのなんて、私が小学生の頃で、はっきりと覚えている。
そう考えれば、100年という期間は、何もかもが大変化していて当然だ。
そうですよね、トヨタさん。
変化とは、ある閾値を超えると劇的に急激にアップするものだし。

よくも悪くも、私たちはいつも変化の中に生きている。
「ずっと変わらずに」なんてないのだ。
大変ですね、トヨタさんも。
人類は楽天的に変化に対応してきたので、生き延びている。
楽天的だから、種族として残存するのだそうだ。
私、この意見に大賛成。

昨今の激しい気象の変化について、よく耳にする
「今まで経験したことのない大雨」
「未曾有の事態」
「50年に一度の~~~」
「100年に一度の~~~」
驚かない!変化は当然だから。
耐震建築、耐震設備?信じられない。変化に耐えられるのだろうか?
原発設備なんて、どうかしている。
廃棄物を深い深い地下に埋めるから安全なんて・・・!
私が生きている瞬時の間はOKでしょうが、多分。
すべては常に変化する流動体なんだと思う。
哲学は宗教は「不変」「真理」を求めるが、答えは「流動?」
(軽く言いすぎている私ですが)

私たちの体の細胞だって、3か月もたつと、すべて入れ替わっているそうだ。
早送りの時間でみると、私たちは流動物に見えるかもしれない。
ではその人をその人と確定できる、不変なものは何?
記憶でしょうか。つまり心、つまり「脳の中の配線」?

100年に一度とは、いつもあることでありましょう。

別所沼公園
一歩一歩描いています
徳永英明のボーカリスト(12曲・お勧め)を聞きながら。



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