時々、自然に口ずさむ歌がある。 タイトルは Aura Lea (オーラ・リー) 英文科だった私は大学時代、文化系クラブで熱心に活動していた。 歌が好きな先輩の男性がいた。 地方出身の彼は、夜は水商売の世界で会計のバイトをしていた。 今思うと、とてもまじめで純真な人だった。 英語の歌を、それもやさしい単語のものを選んで、 後輩の私たちに詩を配り、一緒に歌ったものだ。 クリスマスソング、フォークソング、童謡、 色々な英語の歌を教えてくれた。 あの人はどうしているだろう。 どういう人生を送ったかしら? 卒業と同時にすっかりご無沙汰している。 私のように、様々な色に染まったり、それを洗い流したり、 戦い、泣いて笑って、一線をしりぞき、家族を育て見守り送り、 それなりに穏やかに暮らしているだろうか。 今よりずっと物質的には貧しい時代、すれていなくて、 もっと単純で素朴で正面から努力した時代。 口ずさむたびに、50年近く前、ベレー帽をかぶりちょっと恥ずかしそうに笑う 純真な青年を思い出す。 「Aura Lea」 When the blackbird in the spring, On the willow tree, Sat and rocked, I heard him sing, Singing Aura Lea Aura Lea, Aura Lea, Maid of golden hair; Sunshine came along with thee, And swallows in the air. 同じ歌、詩を変えて、 エルビス・プレスリーが歌う 「Love me tender」
https://www.youtube.com/watch?v=aoriFtRVGQs
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2018年7月3日火曜日
Aura Lea
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