「やろうと思っている計画が3つあるなら2つにしましょう。
ゆとりあるスケジュールを組むのが充実するヒケツです」
やけに説得力のある提言だった。
細かな予定がたくさんあったが、心から納得して、
用事をできるだけ削った。
お盆の準備を中心にすることにした。
今年は心にゆとりがある。
少しは手をかけよう。
父には好物の落花生を、母には分厚く固いおせんべいを、まず求めた。
そのほかに、両親のために果物や野菜等を買い求めた。
家で二人が待っている気がしてきた。
季節季節の野菜や果物を買って、並べてみせると、
「きれいだねえ」と、母は嬉しそうだった。
そんなことを思い出すと、涙ぐんでしまう。
郊外への買い物やお寺へ暑い中行ったので、疲れてしまった。
占いの提言どおり、予定を削って正解だった。
夕方、あちこちで、迎え火を焚いている。
私も遅ればせながら焚いた。
両親、祖父母、可愛がってくれた叔父や叔母たち、
大切な人や友人など、旅立った多くの愛する人たちが、心に中に帰ってきた。
明日、おいしいものを作って、お供えしましょう。
お供えのお団子を作った。 手作りが好き。 歪んでいるのもいいと勝手に思う。 |
お供えしてしまえば、 それなりに映えるでしょ。 |
提灯にも火をともしてみた。 私は風情のあるお盆提灯が大好きです。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿