辻仁成さんのTwitterをよく読んでいる。
このような情報発信、仕事とはいえ才能とはいえ
意欲的に動き、よく働く!
さすが作家、そこかしこに人生への深い洞察がある。
表現も繊細だ。
一生懸命生きる素の姿や優しさに
力をもらっている。
パリ在住の日本人が多く登場する。
海外に住む日本人たち。
いつも心の底で故国を慕いつつ、それは幻想かもしれないと
思っている人たち。
私にもそういう友人たちが少なからずいる。
私も短期間だが、そういう生活をしたことがある。
デラシネ(根無草)
そこでは「素の自分」だけで生きられる。
どんな人生を送ってきたか、どんな階級に属していたか一切関係ない。
その場でどう生きているか、
楽しんでいるのか ただそれだけ。
そこで家族を作ったりして、生活の根を張れば別だが、
外国人ということで、完全に根を張るのは次の世代でだ。
私のデラシネ生活はロンドンだった。
毎日新たな発見や出会いがあり、何より自分自身の発見があり、何者にも束縛されない自分の真の姿がそこにあり、心から自分が好きで素敵で楽しかった。
世界中の人種たちと交流し、
様々な価値観に接して大きくなった気がする。
今でもそういう生活にあこがれる。
ロンドンのウエストエンドで芝居やミュージカルをみまくっていた頃のパンフレット。
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