2021年11月12日金曜日

パソコン講師

 パソコン講師の日。

コロナ時期の今、市民講座的なこの講座は中断や閉鎖が続き、

受講生も少なく、そのぶん教室は密度高く教えられる。


開始前、準備を仲間(今日は講師4人)と行う。

新たなバージョンの話をしたり、不明点を聞きあったり、雑談をしたり。

朝の日の光が満ちる教室の中で思った。


こうして同じ共通の話題(私の興味ある話題)を話せる仲間と共にいることは、

何て幸せなんだろう。


仲間は皆同年代のG(爺)だけれど、数年一緒に活動していて、

色々な感情のやりとりもあったのだが、諸々を経て

今は(多分)穏やかな仲間意識で結ばれている。

現役時代に、私と分野は異なるがコンピュータに関わる仕事をしていたGたち。

私は趣味のお稽古や旅行などよりも、何よりこの時間が大切で楽しいと、

改めて実感した。

生きている気がする。


仲良しの友人の一人は今週、2つの旅行をこなす予定で嬉しそうだ。

彼女の予定のほとんどは、お稽古や旅行で埋まっている。

現役時代は子育てをしながら仕事に明け暮れ、遊んだり趣味の時間はなかったの、

だから今、やりたかったことを全部やるの!

達成感に溢れ、人生の収穫時期の今を思いっきり楽しんでいる。

水彩画、テニス、習字、水泳、ピアノなどなど~

私はシングルなので、資金を気にせず自分レべルのやりたかったことは、全部やってきた。

その結果、経験してきた以上のこと、興味のあることは、今はまわりには存在しない。

経験してきたことは血肉となり私を構成している。

人出の多い観光旅行や食べることなどには、もうあまり興味がない。

とはいえ、彼女のような友人はとてもとても大切だ。

私のやり残したことは「仕事」なのかもしれない。


自分の頭脳と体力はもう退化しているのはわかっている。

考え方を変える時期かもしれない。

それなりにワクワクと。


フワフワの雲




今日の富士山






0 件のコメント:

コメントを投稿

秋の夜の想い出

深夜、突然ビートルズの曲が聞こえてきた。 身体の周りに、ロンドンのあの街、あの通りが襲ってきた! 雑踏の音、笑い声、匂いまでする。 「去年ね、この前の通りを、ポールが通ったのよ! 授業中だったけれど、皆で飛び出して見に行ったわ」と、 先生の弾んだ声。 私が軽く英語学校へ行きながら...