庭を見る。
ほどんど手入れをしていないのに、植物たちは何とか収まっている。
椿数種類、オリーブ、ブルーベリー、バラ数種類、蔦類、ハーブ類、
いちょう、等々、多くは鉢植えで、小さな庭にひしめいている。
いつも「ごめんなさい」と言いながら気にはかけている。
最低の水やりだけは欠かさない。
無意識に水をやっている。
多分、彼等が私に「お水をちょうだい!」と
呼びかけてくるんだと思う。
結果、こんなに何もしていないのに、枯れたものはない。
赤いゼラニウムだけが、咲いている。
庭に降りて様子をみると、茎が伸び放題でちょっとスカスカ。
「放置せずに、お手入れを!」との呼びかけ。
はいはい、と適当に切り取り、コップに活けた。
いずれ根が出てくるだろう。
このゼラニウムは数年前、海外に住む友人が数日滞在した時、
庭を大整理しその時植えていってくれたものだ。
絶やしたくない。
先日彼女のblogに、ゼラニウムをカットしてコップに入れておいたら
根が出て感動したという記事があった。
それを思い出しての私の行動だ。
多分長い距離を超えて、私へ指令が伝えられたのだろう。
薔薇が大好きだが、ゼラニウムは丈夫で花と葉の色のバランスが良く、
世話も不要、実用的で大好きだ。
ヨーロッパの窓辺には、ゼラニウムがよく植えられている。
減ってしまった庭のゼラニウムを、これからたくさん増やしてあげよう!
と思う。
「言うは易し だよ~」という大声が、庭から聞こえてきたような ♬
☆「孤独」と「孤立」は異なる。
そういう事を考えさせられる日々だ。
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