コロナのワクチンを打った次の日、つまり昨日、夜微熱が出た。
37.3度位だったが、平熱の低い私には「きたか!」という所。
早めに寝た。
日中も、ほぼ何もしないで過ごした。
おかげで、久しぶりに本を読んだ。
いつも本を読みたい、読みたい、と思っている。
目の前に数冊、「読みたい!」本がいつも並んでいる。
Twitter や Blog のお気に入りの記事は、軽くて短いからよく読むのに、
読書というと、なかなか集中できる時間がないのです。
ワクチン接種と微熱のおかげで、やっと読みたかった1冊が読みあがった。
英国の人気推理作家・アンソニー・ホロヴィッツ の「その裁きは死」。
彼の書いた「カササギ殺人事件」は、評判通り素晴らしい作品だった。
そこで別の作品を読みたいと思っていたが、やっと読めた。
文学作品ではないので、速読を楽しむという感じ、堪能した。
ロンドン中心街が舞台なので、それも楽しめた。
本を一番たくさん読めたのは、大学や会社勤め時代、
自宅からの長い通勤時間の間だった。
若い時代、自立して暮らしたり、自宅から通ったり、混在していた。
本を読むという事は、作者の選別した言葉や物語りを通して、
作者と対話することでもある。
純文学とそうでない作品(たくさんのジャンル)は、表現は異なり、
重さや軽さはあるが、作者の書くという力、才能、は変わらないと思う。
読書といっても、純文学とベストセラー作品とでは、作家の収入は雲泥の差がある。
純文学者の収入は微小である。
すぐれたものがベストセラーになるとは限らない、全く限らない。
ホロヴィッツ は、そのあたりも皮肉りながら書いている。
登場人物のメインに、作家がいるので、大変現実的で的をえている。
そういう皮肉の味が好きだ。
楽しかった!
2018年の作品 英国推理小説の主流を受け継ぎ 大変面白かった。 |
2020年の作品 完読。 |
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