2022年2月15日火曜日

読書

 コロナのワクチンを打った次の日、つまり昨日、夜微熱が出た。

37.3度位だったが、平熱の低い私には「きたか!」という所。

早めに寝た。

日中も、ほぼ何もしないで過ごした。

おかげで、久しぶりに本を読んだ。


いつも本を読みたい、読みたい、と思っている。

目の前に数冊、「読みたい!」本がいつも並んでいる。

Twitter や Blog のお気に入りの記事は、軽くて短いからよく読むのに、

読書というと、なかなか集中できる時間がないのです。


ワクチン接種と微熱のおかげで、やっと読みたかった1冊が読みあがった。

英国の人気推理作家・アンソニー・ホロヴィッツ の「その裁きは死」。

彼の書いた「カササギ殺人事件」は、評判通り素晴らしい作品だった。

そこで別の作品を読みたいと思っていたが、やっと読めた。

文学作品ではないので、速読を楽しむという感じ、堪能した。

ロンドン中心街が舞台なので、それも楽しめた。


本を一番たくさん読めたのは、大学や会社勤め時代、

自宅からの長い通勤時間の間だった。

若い時代、自立して暮らしたり、自宅から通ったり、混在していた。

本を読むという事は、作者の選別した言葉や物語りを通して、

作者と対話することでもある。

純文学とそうでない作品(たくさんのジャンル)は、表現は異なり、

重さや軽さはあるが、作者の書くという力、才能、は変わらないと思う。

読書といっても、純文学とベストセラー作品とでは、作家の収入は雲泥の差がある。

純文学者の収入は微小である。

すぐれたものがベストセラーになるとは限らない、全く限らない。

ホロヴィッツ は、そのあたりも皮肉りながら書いている。

登場人物のメインに、作家がいるので、大変現実的で的をえている。

そういう皮肉の味が好きだ。

楽しかった!

2018年の作品
英国推理小説の主流を受け継ぎ
大変面白かった。








2020年の作品
完読。





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