2022年2月4日金曜日

立春

 パソコン教室のガラス戸から、外に目をやる。

立春の淡い日差しの中、遠くの冬山には雪がうっすら積もっている。

室内の換気をよくするために戸を少し開けてあるので、

講師も生徒もコートにくるまったマスク姿で、画面を凝視している。

室内は静寂に満ち、集中感満載でどこか楽しそうだ。


私は少し前に受けた電話の事を考えていた。

友人の若い親族の急死の報。

ここに書くのは辛いし申し訳ないのだが。

最近は遠くに起こることではなく、他にも身近で経験している。

長いコロナ期間は、ゆっくりとしかし着実に

ボディブローのようにじわじわと私たちを襲う。

ちょっと風穴を開けられれば、と思う。


もういいのよ、ゆっくりお休みなさい。

もういいのよ。

もういいのよ。











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