パソコン教室のガラス戸から、外に目をやる。
立春の淡い日差しの中、遠くの冬山には雪がうっすら積もっている。
室内の換気をよくするために戸を少し開けてあるので、
講師も生徒もコートにくるまったマスク姿で、画面を凝視している。
室内は静寂に満ち、集中感満載でどこか楽しそうだ。
私は少し前に受けた電話の事を考えていた。
友人の若い親族の急死の報。
ここに書くのは辛いし申し訳ないのだが。
最近は遠くに起こることではなく、他にも身近で経験している。
長いコロナ期間は、ゆっくりとしかし着実に
ボディブローのようにじわじわと私たちを襲う。
ちょっと風穴を開けられれば、と思う。
もういいのよ、ゆっくりお休みなさい。
もういいのよ。
もういいのよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿