小中学生の筆箱は、おもちゃ化して色々なキャラも満載、
楽しいもので溢れている。
高校生がどんな筆箱を使用しているかは、垣間見るチャンスがないので、知らない。
おおむかし、私が小学校に入った頃、筆箱はセルロイドだった。
ピンク色のセルロイドのふたには、かわいい女の子の絵があった気がする。
電動の鉛筆削りはまだ一般的にはなかった。
寝る前に筆箱をテーブルの上に出しておくと、父がナイフで削ってくれる。
父は、やりがいを感じて楽しんでいた気がする。
朝、ピカピカに削られた鉛筆の入った筆箱をランドセルに入れて、
学校に行ったっけ。
やがて、妹も小学生になり、朝起きると、2つの筆箱が並んでいた。
父の削り方は個性的で、今でも目に浮かぶ。
他の鉛筆と混じっていても、すぐにわかった。
新しいもの好きな都会在の叔母が、電動鉛筆削りが出るとすぐに求め、
家にも送ってくれたので、父の鉛筆削り期間は、
そう長くはなかった。
一時シャーペンを使っていたが、やはり鉛筆は使いかってがいい。
整理をしていたら、中学生時代に使用していた筆箱がでてきた。
整理しながら、小学生の頃のことを思い出していた。
日日是好日である。
中学生の頃使っていた筆箱 その後母が使っていたようだ。 甥の名前が彫られた、ちびた鉛筆がでてきた。 |
私が現在使用している筆箱 筆立てにもなる。 |
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