断捨離に専念しようと思っていた連休だったが、約束が飛び込み(嬉しい)、
断捨離は二の次、三の次になってしまった。
断捨離の一番は、大切にしていた本の処分だろうか。
リーダーズダイジェスト社が「世界の名著選集」という本を年に数回出していた。
月刊誌リーダーズダイジェストは父の愛読書で、
「名著選集」も父がとっていた。
日本で発刊したときからの日本語版、その前の英語版も揃っていた。
つい2年くらい前まで、すべて保存してあった。
大量だった。
その名著選集には、その時の世界ベストセラーのダイジェスト版が集められていた。
日本語が翻訳出版される前、映画化される前に、
レベル高くダイジェスト化された作品を読むことができたのだ。
本を開くと、私にとって目くるめくような世界が広がる。
本をいつも楽しみにしていた。
大切にとっておいたが、この「名著選集」をついに廃棄することにした。
廃棄は全部ではなく、一部だけにしてしまったのだが。
古本屋はこの本は引き取らない。
今ネットで見たら、メルカリにたくさん出ている!
あら!高価だ。
私は図書館の本のリユース(ご自由にお持ち下さい)コーナーに運んだのだった。
誰かがこの本を楽しんでくれるように、と。
私が棚に並べていると、ちょっと遠から見ている男に気がついた。
大きな袋を持っている。持って行って売るんだなと思った。
ま、いいか。
家に置いておいても誰ももう読まないし、私も前に進もうとしているんだから。
ちょっと覚えているだけで、次のような本がありました(ごく一部)。
チップス先生さようなら、野生のエルザ、
スパイになったおばあちゃん
(ドロシーギルマンのおばちゃまシリーズで他に2作品もあった。もっとあったかも)
ジャッカルの日、ソロモン王の指輪、
ゆりかごが落ちる、チャリンググロス街84番地
などなど。
若い頃にたくさん楽しませてもらい、人生への影響は大きかった。
どうもありがとう!
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リユースコーナーでお別れ! ありがとう! |
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薔薇の季節 庭はにぎやか |
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