初夏・楽しい季節なのに、
高齢者は一人、身の回りの整理にいそしむ。
こんな事ばかり書いてごめんなさい。
日記の廃棄・整理をした。まだ一部だが。
そのまま放置しておいてもいいのかもしれないが、
できれば日記類は廃棄しておきたい。
先が見えてきた今、「もういいわ」と自然に納得できる時期がきたのだと思う。
日記には以前の私が、元気にはねていた。
整理をしたのは東京から戻ってきた頃、二十年余り前の日記だ。
何とエネルギッシュに、または勝手に動いていたのだろう。
忘れていた。
家事が忙しくてあまり活動していなかったと記憶しているが、そんなことはない。
東京とこの地の間を飛び回り、双方の友人と自分を調整しながら接し、
そして慣れないままに、新しい仕事(ネット経由のIT翻訳)もしていた。
日記を見ると我が家には、毎日毎日、朝から夜中まで、母の元へ
数人の知り合いが来ていて、にぎやかだった。
人であふれ、会話で溢れ、華やかな事!
庭に咲いた花や、作った料理をたくさんいただいている。
皆若くてきれいだった。
今我が家を訪ねてくる人は、特別にお招きする人以外一人もいない。
シーン!
コロナや、当時突然の来客に不愛想だった私が一人になったことも
少しはあるだろうが、時代と高齢化も原因だ。
当時来ていた人たちは、もういない、または来られない。
地方の古い町だが、隣近所との付き合いのなさは都会なみだ。
エネルギーに満ちた力強い言葉の溢れる日記。若かった私。
今しわだらけの手で、過去を破り捨てている。
自分の歴史を一つ一つ閉じていこう。記憶に返そう。
読み返して、たくさん元気をもらったよ。
自分のやり方でしかできなかったけれど、一生懸命にやってきた。
私も家族もいとおしい。
たくさんのありがとうと一緒に、家族を皆を心の中で抱きしめた。
さあ!今を大切に、限られた時間を生きていこう。
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