2022年5月2日月曜日

日記

 初夏・楽しい季節なのに、

高齢者は一人、身の回りの整理にいそしむ。

こんな事ばかり書いてごめんなさい。


日記の廃棄・整理をした。まだ一部だが。

そのまま放置しておいてもいいのかもしれないが、

できれば日記類は廃棄しておきたい。

先が見えてきた今、「もういいわ」と自然に納得できる時期がきたのだと思う。


日記には以前の私が、元気にはねていた。

整理をしたのは東京から戻ってきた頃、二十年余り前の日記だ。

何とエネルギッシュに、または勝手に動いていたのだろう。

忘れていた。

家事が忙しくてあまり活動していなかったと記憶しているが、そんなことはない。

東京とこの地の間を飛び回り、双方の友人と自分を調整しながら接し、

そして慣れないままに、新しい仕事(ネット経由のIT翻訳)もしていた。


日記を見ると我が家には、毎日毎日、朝から夜中まで、母の元へ

数人の知り合いが来ていて、にぎやかだった。

人であふれ、会話で溢れ、華やかな事!

庭に咲いた花や、作った料理をたくさんいただいている。

皆若くてきれいだった。

今我が家を訪ねてくる人は、特別にお招きする人以外一人もいない。

シーン!

コロナや、当時突然の来客に不愛想だった私が一人になったことも

少しはあるだろうが、時代と高齢化も原因だ。

当時来ていた人たちは、もういない、または来られない。

地方の古い町だが、隣近所との付き合いのなさは都会なみだ。


エネルギーに満ちた力強い言葉の溢れる日記。若かった私。

今しわだらけの手で、過去を破り捨てている。

自分の歴史を一つ一つ閉じていこう。記憶に返そう。

読み返して、たくさん元気をもらったよ。

自分のやり方でしかできなかったけれど、一生懸命にやってきた。


私も家族もいとおしい。

たくさんのありがとうと一緒に、家族を皆を心の中で抱きしめた。


さあ!今を大切に、限られた時間を生きていこう。










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