2016年3月12日土曜日

5年目

今日は東日本大震災から5年目、テレビでも1日中、震災関連のニュースを流していた。

5年前の午後3時前後、震源地から遠く離れたこの地でも、

経験したことのないゆれを感じた。

家の階段を駆け下りて、母の部屋へ行った。

母はベッドに腰掛けてTVを見ていた。 私も母と一緒にベッドに座りTVを見た。

ゆれに関する記憶はほとんどない。 それよりもTVの画像に目を疑った。

沖から黒い海がどんどん進入してくる。

車が、人が逃げる。 そこへ波が・・・。

「お母さん、すごいことが起こっているみたい!」


瞬時に家族も家も環境も失い、残った人はどんなにつらい日々を送っているだろう。

今の自分の悩みや虚無感など、本当に小さなものだ。

そういうことをたくさん感じた。

そして、その時、母も一緒にいたことも。





 



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