今日は東日本大震災から5年目、テレビでも1日中、震災関連のニュースを流していた。
5年前の午後3時前後、震源地から遠く離れたこの地でも、
経験したことのないゆれを感じた。
家の階段を駆け下りて、母の部屋へ行った。
母はベッドに腰掛けてTVを見ていた。 私も母と一緒にベッドに座りTVを見た。
ゆれに関する記憶はほとんどない。 それよりもTVの画像に目を疑った。
沖から黒い海がどんどん進入してくる。
車が、人が逃げる。 そこへ波が・・・。
「お母さん、すごいことが起こっているみたい!」
瞬時に家族も家も環境も失い、残った人はどんなにつらい日々を送っているだろう。
今の自分の悩みや虚無感など、本当に小さなものだ。
そういうことをたくさん感じた。
そして、その時、母も一緒にいたことも。
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