今日、3月最後の日は、気温もあがり、桜も(ほぼ)満開、お花見日和だった。
1年に1度、友人たちとの恒例のお花見会。
今年も元気で会えた事に、感謝する。
花よりだんご、花よりおしゃべり の我々ではある。
帰宅時の電車の中、大きなリュックを片方の肩にかけ、1歳くらいの子供を背負い、
3歳くらいの女の子の手をひいた、若い母親が乗ってきて、隣に座った。
ガタゴト・・・ガタゴト 電車は進み時間も経過 ・・・ 心地よい時間が流れる ・・・ガタゴト・・・
気づくと、座席の女の子はぐっすり眠っている。
降りる駅が近くなったらしい。 外はもう夜。
母親は立ち上がり、背中の赤子を再確認し、リュックをしっかり片方の肩にかける。
女の子をゆり起こすが、女の子は起きない。
赤いほっぺで寝入っている。 起きない。 母親はしばらく考えてから、女の子を抱き上げた。
「あっ!」 私は驚いて叫んでしまった。
「大丈夫です」 と母親。
赤子を背負い、大きなリュックを片方の肩にかけ、
脱力して寝入っている幼児を胸に抱えた、女戦士。
化粧っけもなく、着飾ってもいないが、さっぱりした素敵な女性だった。
母は強い!そして神々しい。
今年もこんにちわ!思い出の小路。
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