夕方、ピンポーン。
出てみると、新聞の勧誘員2名だった。
ずっととっていた、朝日新聞の人。
「電子版をとっているから」 と断ると、二人ともがっくりした。
配達される紙の新聞をやめ、電子版に切り替えてから、1年以上になる。
二人には言わなかったが、その電子版は2月に既にやめていた。
今は、何もとっていない!
困るどころか、ものすごくさっぱりして、せいせいしている!
しかし、二人には言わなかったが、「やはり紙面の新聞をまたとろうかなあ」 と迷っていたのだ。
新聞のほとんどのニュースや情報は、TVやネットで既に知っているし、知ることができる。
TV番組や広告、ちらしの内容は、ネットでも見られる。
既に情報を得ている私にとって、興味のある、価値のある記事は、かなり少ない。
その少ない中に、宝石のような情報があるのだが。
紙の多さと山のようなチラシを前にすると ・・・ いらない。
「読め、読め」 とたまる未読の山。 脅迫される気分になるのだ。
電子版で解決したと思った。 読む場所を選ばず、手軽。 こんないいことはない!
しかし、やがて、未読がたまる。 また脅迫される気分。
でも 「紙」 のように物理的には残らないから、気は楽だ。
とはいえ、発光体の紙面である、読みにくい、目が疲れはじめた。
疲れ目をこすってまで読むことはない、未読の山積みはやめようと、停止したのだ。
ところが、生まれたときからの習慣もあるのだろう、新聞が恋しくなってきた。
そうだ、必要というより、習慣だと思う。
(私は年齢的に、新聞を好み読むが、若者の多くは、新聞を読まない、不要と思っている)
紙形態の新聞は欧米と同様、今後、激減するだろう。 そして新聞店は不要になる。
ピンポン ・・・
新聞店はこれから大変になっていくだろうなあ・・・。 それもあって ・・・
結果、とることにしてしまった。 ただし8月からにした。 ちょっとだけ、意地だ。
それまでは、紙がなくて清々する!
8月が待ちどうしくもある。 面倒になったら、またやめればいい。
新聞大好き人間から、新聞社にお願いがある。
事件や社会問題、スポーツなど、TVやネットと重なる情報を極力除き、
文化面中心の記事を掲載した、ウィークリー新聞を出してください。
勝手かしら ♪
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梅の実がこんなに大きくなっていた。
梅干を漬ける季節も真近だ。 |