何かボランティアをしたいと思った私に、知り合いが推薦してくれた。
少人数のケアハウスへの訪問だ。
「身の回りの小さな幸せを見つめる」ために、このブログを書き始める少し前、1月下旬のことだ。
そのケアハウスは、家から車で30分弱、郊外の美しい山里の中にある。
高齢者が、穏やかに、若いスタッフたちと暮す、きれいな所だった。
責任者も、スタッフも、喜んでくれ、ただ座っているだけでも、とても助かるとのことだった。
歌を歌ったり、雑談をしたり、ゲームをしたり、何もしなかったり。
慣れてくるに従って、話もはずむ。
買い物にも行った、今日は図書館に行った。
一緒に行ったMさんは、名文で知られた作家のエッセイを借りていた。
彼女の知識や本の選択を見ていると、認知症とは思えない。 会話も普通だし。
ただ、直前のことをどんどん忘れるらしい。
私は彼女との雑談を楽しんでいる。 いろいろ教えていただくことも多い。
春がきて、元気になってきた私は、いろいろなことをやりはじめた。
そして今、ケアハウスに毎週行くのが、きつくなってきた。
やりはじめたことに慣れるまで、しばらく訪問をお休みすることにした。
勝手だが、事情を話し、受け入れてもらった。
責任者は、私が元気になったことをとても喜んでくれた。
でも慣れてきたのに、すみません。
気がついた!
知らない間に、入居者やスタッフと、とても深いつながりができていた。
何か行事があるときとか、月に1回くらいはずっとお手伝いしたい。
何かを教える事とは異なり、このボランティアは、結果は目にはみえないけれど、
心の深いところに、「想い」と「やさしさ」を残す。すごく心が癒される。
また、若いスタッフが思慮深く働く様子に接するのは、気持ちがいい。
知り合いが推薦してくれただけのことはある。
しばしお休み。 私自身のことがひと段落するまで。
かしわ餅の季節! |
自分が心地よく感じる場所に出会えた・・と言うだけで すごい事だと思います。 それも 自分の都合をよくのみこんでくださる所・・いいですね!
返信削除社会の為にもなって・・自分の為にもなって・・いい事ですね♥
ってかさ~~ この柏餅 すんごく 食いたい! 目の毒!