2022年1月16日日曜日

ドンド焼き

 昨晩から未明にかけて、津波警報やスマホの警告ブザーが繰り返されて

眠っては起こされ、の繰り返しだった。

結果、朝寝坊。

起きたとたん、大太鼓の音が町内に響き始めた。

オオッ!

「津波のお祓い祈願であろうか」と私は外をのぞく。

町内の中年が10人位、大太鼓を中心に揃いの装束を身に付けて歩いてくる。

聞いたら「どんど焼きが始まります」とのこと。

そうだった、ドンド焼きの日だった。

町内の行事や昔からの風習には無縁の私だが、今年は参加するつもりだった。

ドンド焼きとは、神聖な火による浄化の力で

「1年間の災いを払い、豊作や商売繁盛、無病息災、子孫繁栄を願う」行事だ。

お正月のお飾りを手に、海の近くの公園に向かった。


海は見なかったし、見えなかったけれど、津波に関しては

話題にもならなかった。


持参したお飾り類を火に投げ込み、長い竹の先にさしたお餅を焼く。

初めて参加した私に、町内の人々や幼馴染がお餅の焼き方など教えてくれた。

「食べてみて」と言われ、途中でつまんだお餅のおいしいこと!

さあ、今年も新たに進んでいこう。

火の周りはとても暖か















竹の先のお餅を火にかざして焼く














私が焼いて持ち帰ったお餅。
とってもおいしかった!






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