昨晩から未明にかけて、津波警報やスマホの警告ブザーが繰り返されて
眠っては起こされ、の繰り返しだった。
結果、朝寝坊。
起きたとたん、大太鼓の音が町内に響き始めた。
オオッ!
「津波のお祓い祈願であろうか」と私は外をのぞく。
町内の中年が10人位、大太鼓を中心に揃いの装束を身に付けて歩いてくる。
聞いたら「どんど焼きが始まります」とのこと。
そうだった、ドンド焼きの日だった。
町内の行事や昔からの風習には無縁の私だが、今年は参加するつもりだった。
ドンド焼きとは、神聖な火による浄化の力で
「1年間の災いを払い、豊作や商売繁盛、無病息災、子孫繁栄を願う」行事だ。
お正月のお飾りを手に、海の近くの公園に向かった。
海は見なかったし、見えなかったけれど、津波に関しては
話題にもならなかった。
持参したお飾り類を火に投げ込み、長い竹の先にさしたお餅を焼く。
初めて参加した私に、町内の人々や幼馴染がお餅の焼き方など教えてくれた。
「食べてみて」と言われ、途中でつまんだお餅のおいしいこと!
さあ、今年も新たに進んでいこう。
火の周りはとても暖か |
竹の先のお餅を火にかざして焼く |
私が焼いて持ち帰ったお餅。 とってもおいしかった! |
0 件のコメント:
コメントを投稿