今日は、我が班の公民館掃除当番の日だ。
ここは古い保守的な町で、町内行事はずっとこの地で暮らす保守的な人たちが、
時には嫌われながらも熱心に続けている。
お正月・初日の出に海辺で火を焚き、甘酒やお汁粉配り、どんど焼き、
浜辺や公園の掃除、お祭り(年間の最大行事!) お彼岸の精霊流し、
ーよく知らない!色々とばしてー 年末のお餅つき
たくさんあります。
女性の地位には、明確な階級が存在していることを最近知った。
この町に嫁に来て、姑や古いしきたりに耐えながらも町内を嫌っている嫁と、
結婚しているか否かには関係なく、自分の家に居続けている女性の階級だ。
自分の家に居続けている女性を「家娘」というんだそうだ。
最上位に「家娘」が君臨し、最下位は「嫁」だそうだ。
私は「家娘」なんだわあ。
嫁だった母は、他の嫁と同様、町内が好きではない。
「町内行事などに出る必要はない。しらんぷりしていなさい」
と言われていた。かなり前の話だ。
若い近代女性が、内向きの狭い世界には関わるな という思いだったのだろう。
現在町内行事を取り仕切っている一人は、幼馴染の「家娘」である。
幼馴染の私は堂々と自由に、参加したりしなかったり、言いたいことは言っても
許してもらっている。
人生100年時代の今、私は自分の舵を地元志向にゆっくりと変更中だ。
昔からの行事もいいものだ、人々の意識も少しは変化している、
と思うようになってきた。
公民館のお掃除担当は年に2-3回で、あっという間に終了した。
普段ゆっくり話すこともないご近所さんと、楽しく交流した。
我家はバリアフリーにしてある。 この書斎の椅子に長時間座っている私は 座ったままビューっと移動する。 会社でもそうだったナ。 これが本当の「車椅子」(笑) |
0 件のコメント:
コメントを投稿