2022年1月23日日曜日

公民館のお掃除

今日は、我が班の公民館掃除当番の日だ。

ここは古い保守的な町で、町内行事はずっとこの地で暮らす保守的な人たちが、

時には嫌われながらも熱心に続けている。


お正月・初日の出に海辺で火を焚き、甘酒やお汁粉配り、どんど焼き、

浜辺や公園の掃除、お祭り(年間の最大行事!) お彼岸の精霊流し、

ーよく知らない!色々とばしてー 年末のお餅つき

たくさんあります。


女性の地位には、明確な階級が存在していることを最近知った。

この町に嫁に来て、姑や古いしきたりに耐えながらも町内を嫌っている嫁と、

結婚しているか否かには関係なく、自分の家に居続けている女性の階級だ。

自分の家に居続けている女性を「家娘」というんだそうだ。

最上位に「家娘」が君臨し、最下位は「嫁」だそうだ。

私は「家娘」なんだわあ。


嫁だった母は、他の嫁と同様、町内が好きではない。

「町内行事などに出る必要はない。しらんぷりしていなさい」

と言われていた。かなり前の話だ。

若い近代女性が、内向きの狭い世界には関わるな という思いだったのだろう。


現在町内行事を取り仕切っている一人は、幼馴染の「家娘」である。

幼馴染の私は堂々と自由に、参加したりしなかったり、言いたいことは言っても

許してもらっている。

人生100年時代の今、私は自分の舵を地元志向にゆっくりと変更中だ。

昔からの行事もいいものだ、人々の意識も少しは変化している、

と思うようになってきた。


公民館のお掃除担当は年に2-3回で、あっという間に終了した。

普段ゆっくり話すこともないご近所さんと、楽しく交流した。

我家はバリアフリーにしてある。
この書斎の椅子に長時間座っている私は
座ったままビューっと移動する。
会社でもそうだったナ。
これが本当の「車椅子」(笑)


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