2016年3月2日水曜日

読後感想

数日前、「読書中」というタイトルで、読み進むのが楽しみ、と書いた本。

読み終わったので、読後感想は、書くべきでしょうね。

「その女アレックス」というタイトルのミステリーで、世界で、日本で、多くの賞をとった、評判の作品。

今の私は、あまり読書家ではないので、語る資格はないけれど。

ても、でも・・・、どうして昨今のミステリーは、こうも壮絶なのだろう。

人はどんどん、刺激や残酷さ、悲壮さに慣れていく。

もっともっとと、刺激を求める。 

そのストーリーの中に、心温まる人間ドラマが、たくさん散りばめられていても、

主人公に愛情や同感を持てても、きつい、きつい。


大好きなミステリーがある。

ウィリアム・アイリッシュの「幻の女」。

ムードがいい。

黄色くボロボロになった古い雑誌の中で見つけた。

後で知ったのだが、有名な作品で、その書き出しは特によく知られている。

古きよき時代だから、おっとりもしているのかもしれない。

時代遅れのミステリー好きといわれても、かまわない。

読み終わって心が温まり、幸せをかみしめるられる、品格のあるミステリーを読みたい。

心が温まる作品、みつけた!


4 件のコメント:

  1. 何だか分かります。後味がよくないんですよね。「幻の女」ずっと前に読んだ記憶があります!

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    1. そうなの、後味。わかってもらってうれしい!

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  2. 記憶では後味はとてもよかったです。死刑、アムネスティのワードがでてきました。最近 本を読んでないので、また、紹介してください。

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  3. よく覚えていらっしゃいましたね!とってもうれしいです。是非お勧めの本、ご紹介ください。

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