医師会訪問介護ステーションの介護士の K さん。
母の最後の時にお世話になった。
ご縁があるのだろう、今日6年ぶりに再会した。
私が参加している日本語ボランティアを見学したいとのことで
仕事が終わった時間でも参加できる、金曜の夜のコースに案内した。
仕事の合間に日本語ボランティアをして、
定年になったら、子育ても終わったので里親になりたいとか。
さすが意欲的、母亡き後、この地での私の方向を色々示唆してくれた方だ。
どう見ても30代に見えるが53歳とのこと。50代も変わったものだ!
これでは絶対に普通の人も、人生100年が自然になるだろうと
私は再確認した。
訪問介護の仕事は大変だが、大好きだそうだ。
100歳前後で寝たきりでも、前向きで明るい人、
ずっと若く恵まれている環境でも、辛さを訴える人と個人差は大きいようだ。
閉じこもりが続いた現在、コロナ鬱が大変多いとのこと。
医療対象者よりも、その家族に多く発生しているらしい。
Kさんは熊本出身。離れた故郷には77歳の母上が一人暮らしで心配だそうだ。
豪快な母上の超ハチャメチャでお元気な動画やお話に、笑いころげた。
横では、ポルトガル語や中国語が飛び交う、日本語レッスン中。
私たちは見学もしながら、たくさんおしゃべりをした。
レッスン終了後、教えていた人も参加した。
中国やインドで日本語を教えていた老婦人は、はるばる遠くから
電車に乗って教えに来る。
「話すことができて、本当にうれしいわ」
そう多分この方も、いつもは一人で夜を過ごすのだろう。
幅広い年代とのおしゃべりは、何よりの栄養。
帰宅後、鏡に映った私の顔は若返り、目には力がみなぎっていた。
明日は、手をかけておいしい料理を作ろう!
このような月間雑誌があった。
素敵な本だったと思う。
翻訳物が大多数を占める。
表紙はクロード岡本。
私は子供だったが、それなりに読んでいた。
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