2024年12月28日土曜日

外国人の受験戦争

 日本語ボランティアを長くやっている。

ボランティアとはいえ、最初は自分への刺激が主な目的で、

人助けの気持ちは薄かった。

ところがやってみると、生徒の人生にまで関わりそうになる。

就職や離婚、移住、進学などの相談をうける。

言葉だけのボランティアであり、専門知識もないので、

できるだけ深入りしない事も勤めである。

最近は、急に子供の参加者が増えてきた。

小中学生である。

言葉が何もわからず、ただ座って教室で過ごす子供も少なくないという。


私も今年は、日本語がほとんどできない高校受験生を担当した。

彼女は義務教育期間を過ぎているので、自力で高校に行かなければならない。

英語は流暢だ。

今年は学校には行っていない。来年こそはどこかにいれたい。

子供の1年は大きい。

マスクからこぼれ落ちそうな大きな瞳で、一生懸命日本語を理解しようと

私を見つめている子を見るにつけ、日本で幸せになって欲しいと思う。


高校受験システムの説明がいくらネットに載っていても、

日本語ができないと自分だけで処理するのは無理だ。

ボランティアが枠を固めざるおえない。

日本語の説明表現のわかりにくいことと言ったら!

英語説明もあるが、まずはシステムが複雑だ。

ただし問い合わせると、担当者達は信じられない位優しくいい人たちだ。

行政の劣性を、現場の先生や多くのボランティアがカバーしているのである。

私たちはたくさんたくさん迷いながら、なんとか1月の受験申込と

2月の受験までの手続きの目鼻がついた所だ。

早く入学が決まって安心したい。


多くの試行錯誤や見学に行った結果、夜間高校に行く事になった。

親の強い意向でもある。

いい選択かもしれない。

その夜間高校は、少人数で、ほぼ個人レッスンに近い。

小中学校時代、学校に行かなかった10代がほとんどだ。

見学に行ったが、明るい楽しい雰囲気だった。

定員に達していないので、必ず合格する。きちんと手続きができれば、だが。

ここでゆっくり確実に勉強して、素敵なレディになってほしい。

いつか日本語で、いかにあなたの高校進学のことが大変だったか、

(ここに書けないことも色々ある) 話せる時を楽しみにしているよ。


おっと!まだおわっていない。

申し込みさえ終わっていない。

春よ早く来い。

なかなか捨てられない思い出の
お宝物









2024年12月14日土曜日

整体ストレッチ

 昨日の朝は、2回目の整体ストレッチに行った。

整体ストレッチって勝手に命名したが、リハビリである。

痛み止めの貼り薬も使わないでいるが、腰痛と姿勢を正すために、

行くことにした。

MRA検査の結果、背骨が少し傾いている。

それらの矯正である。

最初に、マッサージで足腰をほぐした(初めての経験)。

それから腹筋と背筋のストレッチ、足に筋肉をつけるための力比べなどをした。

贅沢な時間だった。

週一回でいいですよ、と言われた。

あとは腹筋背筋中心の自力トレーニングだ。

トレーニング姿で行った私は、少々場違い風。

ヨロヨロの高齢者が殆どだったから。

毎日やる方がいいのだろうが、自分でやれば十分だろう。

でも腰痛はあるし、美しい姿勢で歩き続けたいので、

専門家の力を借りよう。

「継続は力なり」 「物足りないくらいのものを1年続けると効果が出る」

勧めてくれた友人からの、早速のお言葉。

ありがとう。

師走の多忙な朝の一コマでした。

図書館の席から見下ろした風景





2024年12月12日木曜日

一期一会

毎日の生活の中に、通院や薬を飲むことが、突然増えた。

今までが関係なさすぎたのだが。


一つは腰痛。

時々痛む程度だが、姿勢が傾きがちだ。

もっと姿勢良くしゃんとするために、

リハビリストレッチに通うことにした。

今休みがちな筋トレ教室とかわらないかも。

ただ専門家からの個人指導を受ける。


もう一つは、心房細動 というものが、発見された事。

幸いにも心臓の機能は全て問題なく、高齢化が原因。

周りにも、多くの同病者がいて、心強い。

自覚症状もなく、通常は発生していないようで、

偶然の早期発見で、ラッキーだった。


年だなあ!動くのが困難になっている人も増えた。

「一期一会」という言葉が重い。

明るく前向きに受け止めよう。


高速に変化する家族形態や、高齢者社会への対応は大変だ。

それを何とかサポートしようとしている、

社会システムの変化や進化に感謝している。

そして、一番大切な個人の幸せは、

小さな小さな事で満たされるのである❤️

病気になったら、戦うよりも「病の思いを手放すこと」という

言葉に出会った。心に留め置こう。

練習中 ⭐️







2024年11月24日日曜日

セピアの写真

 8月21日に書いた、古書店(古本屋)の店主との続きのお話。

店主は、「この地」の昔の風景写真を集めている。

古書店なのに、「この地」に関連しない本には見向きもしない。

横文字本などは論外だ。


本はいいから、古い写真を見たいとの事。

私は用事の合間に、風景の写っている写真を拾い出して2回ほどお届けした。

実は古い写真は殆ど処分し、あまり残っていない。

昨日が最後の訪問だ。

耳の遠い、地元を愛する高齢店主は、ワクワクしながら

持参したセピア色の写真に見入る。

父の実家は、昔(母の嫁入り前・戦前) 色々な事業をしていたらしく、

木工所もその一つで、そこで働く人々や、制作品の写真も持参した。

処分予定のいらない写真なのだが、どんな写真もとても嬉しそうに見て、

「大きな工場だったんですねえ」などと言っている。

私はギシギシいう椅子に腰掛けて、居心地いい本の間に埋もれてお喋り。

この小さな古書店に出入りする人も、過去から来たような人たちだ。

「この地」の歴史本みたいなのを5冊買って行った史談会の人や、

「セピア色の写真だわ〜、いいなあ」と私の写真を覗き込んで叫ぶ人。

どこか「今」じゃない。


結局私が持参した、30枚にも満たない写真、

風景は20枚くらい?は 5,000円で売れた。

私がびっくり‼️

その上、新旧風景とその地図を並べた、600箇所の入った初版CDを

プレゼントされた。売れないみたい(笑)。

現在、次のシリーズを作成中との事で、私が持参した写真も入るようだ。

店番しながら、パソコンで作成中の店主。

知り合いになってしまった。

持参写真から
昭和17年頃
葬儀風景



終活講演会

終活講演会に参加してきた。

250名集まったようである。

一部は、遺言や相続、後見人制度などの、生前整理の話。

二部は、医療で考える終活の話。

二部は医師からの話で、末期医療時の本人と家族や医師との心と意思疎通のこと。

熱弁の説明に胸が打たれた。ちなみに私が今かかっている先生だった。


一昔前、老人は自分の葬儀や死後の手順など、普通の女性は考えもしなかった。

結婚していない女子は、男兄弟に引き取られた。または婿取り。

未婚は原則許されなかった。

今でも高齢になると田舎の実家に帰る未婚女子は多い。

今は自己管理時代? 自由を獲得したんだから、その位当然なのだが。


終活講演会の話は気が重くなる。

でも誰にでもある事。しっかり受け止めて解決し、

後は自分の時間に感謝して、その日までを楽しみたい。

先日水道管に不都合があり
修理された。
何やかやと多忙だ。





2024年11月23日土曜日

生意気ね

ブログを読み返すと、恥ずかしくなる。

えっらそうに、恥ずかしい。

ブログは、物語の書き手とは異なるが、書き手ではある。

書く人は、どこか俯瞰して自分を(登場人物を)見ている。

「神になったような部分があるわね」

「自分に自信が持てなくちゃ、物なんて書けないよ。

書いている時は自分が一番と思わないと書けない」

これは、プロの物書きの友人の言葉だ。

真実だと思う。


だから、生意気許してね⭐️

旅先にて❤️


楽しく ね!

 このブログを読み返すと、私は3ヶ月前に、

心を引き締めて、終活片付け体制に入っている。宣言している。

進んでいるようで進んでいない。

色々な日常、事件や用事で忙しかった。

今も予定がいっぱい。


「そんな事する必要ないわよ〜。なんとかなるって」と友人たち。

何とかはなります。

しかし子供のいない私、親族が近くにいない、パッと来れない私は、

人に頼むにしても頼まないにしても、ある程度の知識が必要だ。

手続きの準備が必要だ。そういうことをしておけば、

少しは手数をかけないで済む。

今そういう人は山のようにいる。子供がいてもいなくても。

支援システムは、そういう人たちのために凄く進化中だ!


私の準備もあと少し。

それが終わったら、私は肩の荷をゆっくりと降ろして自分を生きたい。

自然に任せて、丁寧にゆっくり謙虚に、時々冒険して生きてゆく!

大袈裟な表現ですが。


楽しみだ  あと少し!❤️


私の車の前を
焼き芋屋さんが走っていた。
いい匂いを振りまいてサ。
思わずパチリ




お元気してる〜

 「お元気してる〜?」

週末夜の電話訪問者 R だ。

近郊の文化都市でブティックを開いて30年以上、

来店する界隈の女傑達の話題に事欠かない。

彼女の話術と話力、または魅力で、お買い物は二の次、

話をしにくる客で、人が絶えることはないようだ。

若い頃は日本を出たり入ったりの独身で、活発である。

同年代の彼女は 近くに親族はいるが、今も自立して仕事をこなす。


彼女のブティックを訪問する客は、70代80代はじめが中心。

老化する体調などなんのその、働いたりボランティアをしたり、

家族を背負ったりバリバリの女傑たちだ。


世の流れで、個人ブティックの経営は苦しいが、

儲けは二の次、きついながらも生き甲斐を兼ねて継続している。

同世代、店主とお客という関係ながら、助け合っているのだ。

「お店を辞めたらどうしよう。家にずっと1人でいて大丈夫かしら」

誰もが持っている問題だ。

彼女のお店に集う人たちは、そこでお喋りして、生き返って帰っていく。

年齢はその年齢なりの、生活が待っている。

ここまで来たんだもの、どうにかなるわ!

今こそ、自由時間を楽しんで、日々を大切に生きていこう。



小旅行。紅葉には早かったが
楽しんだ。
帰りに渋谷駅のそばを通過中、
まさに駅が壊されているのを見て、
ショックでした。
毎日通っていた風景が消滅する。
私たちの時代は終わったんだなあ⭐️

2024年11月17日日曜日

冬支度

 前回の投稿から、半月が過ぎた。

初体験の事が、幾つも続いた。!

心の中で、思考をめぐらせて策略を練る。

身体は椅子の上、あまり動かず、動けず、動きたくない。

そんな身体だからこそ、行動にはベストチョイスが必要。

高齢になるほど、策略が必要だ。いい経験だった。


音読?ゲーテ?  3日で終了でした。

この年齢になると、難しいことは避けた方がいい。

スッとできること、思考から離れたことの方がいい。

水彩画を始めたことは正解だった!

友人も仲間もできた。もっと練習しよう!


冬支度は終わった。

衣類、寝具、暖房器具とその準備。

大丈夫。


次の写真は、スケッチで訪れた小田原文学館。

北原白秋の家とその庭です。

訪問者もほとんどなく、素敵でしたよ💓



2024年11月2日土曜日

今日は日常を離れて

 晩秋の雨の日の週末。

いくつかの気になる事、責任のある事が無事終了した。

今日は用事もないし、やりたい事も溜まっているが、それはちょっと後回しにしよう。


高齢になると滑舌が悪くなるので、それを防ぐために毎日音読をしている友人がいる。

私も毎日音読してみよう、どうせするなら世界文学全集! と思った。

家には筑摩書房の昔の本が60冊、これに日本の文学全集もある。

1巻が見つからなかったので、第2巻から始めることにした。

ゲーテの「ファウスト」と「若いウェルテルの悩み」だった。

うわー!後退りできない。読んでやろうじゃん。

殆ど忘れているので初読と同じだ。

家の本は森鴎外訳 、青空文庫は高橋健二訳。

最初の方だけ比べたが、私には森鴎外訳の方がいいと思った。

で、 ちょっとだけ音読スタートです。

このゲーテの2作が、どんなに世界文化に影響しているか驚いた。

Amazonプライムでジェラール フィリップ主演の映画も見られるし、

手塚治虫は何度も漫画化にトライしている!

音読から発して、好きな世界に行きついてしまった❤️

またやることが増えてしまうが、時々でいいから離さない。

未完成でもいいので、楽しくやっていこう。


そんな時、友人から「ぜひ見て」と、放映中のテレビ番組を

知らせてきた。

Eテレの「夢の本屋紀行」。楽しんだ。


今日は日常を離れて久しぶりの異次元漂流。

外は大雨。いい休日だ。

テレビに出たある書店。
本がある部屋は落ち着く。




南の国からの後輩誕生かも

日本語の教え子、スリランカの生徒の高校受験問題が難航していた。

紆余曲折、学校訪問などの結果、地元の定時制高校に入る事が

確定した。

私の母校で(私は全日制だが)、同窓生になる 🎵

まだ行っているわけでもないし、多くの問題もあるだろう、

出来るだけ見守ってあげたい。


もう少し上を見てもいいかな、と説得したが、家族の選択である。

無理せずに、ゆっくりのんびり勉強するのもいいと思う。

外人というハンデを(多分、他に外人いないかも) 利点に変えて、頑張ってね。

応援しています。

困難もあるでしょうが、素敵なレディになってください !





2024年10月11日金曜日

時は進む

 あっという間に、涼しくなって、

あっという間に、カレンダーはあと3枚。

あっという間に、忘年会や新年会の予定がドスンドスン。

あっという間に、日本語教えている生徒の高校受験学校訪問予定日。

あっという間に、お一人様の友人は終活完了

あっという間に、私も公証人役場に詳しくなる

あっという間に、落ち込んで

あっという間に、幸せで満ち足りた時間に戻る。

今が幸せ

今が美味しい

周りは笑顔でいっぱい

今が幸せ

すべて世はこともなし

そう考えて前進しよう。


日帰りバスツアーを申し込んでみた
私は初体験のツアー
同行者は詳しい
用事も目的もなくボケっとしてみよう
日本の秋


2024年10月6日日曜日

パソコン講師の終了

2016年から参加した、パソコン講座が終了する。

スマホの発達により、パソコンの応募者が減少したからだ。

仕事と言えるほどの内容でも収入でもないが、

慣れるまでは大変だった、ナニゴトモ。

社会生活経験のある仲間もいた。

私のただ一つの「仕事」はこれで終了した。


母が旅立った後、私は追い詰められていた。8年前の事。

介護生活とは、世間との断絶も意味する。

故郷での人間関係はメタクタになっていた。

仕事仲間との繋がりも薄れた。

最初はそうでもなかったが、長期になるにつれ、

その傾向は強くなっていった。

敢えて介護と書くが、物理的な「介護」はそれ程はしていない。

私は生きる目的も意味もなくなり、生き返るためには「仕事」をする事だと思った。


パソコン講師の「仕事」は、様々な悩みを吸収する緩衝材となり、

理論的な内容なので、自分にとって一番近しくホッとする世界だった。

この地の保守環境の中で、人間関係再構築道中の「逃げ場&休憩場」にもなった。

もっと自分の専門に近い仕事に出会えていたら、とも思うが、それは贅沢なことだ。


感謝でいっぱいです。

歩いていけば、また何かに出会うだろう。

今日を元気に生きていこう!

新たなスタートです 🌟


 

美術の秋
知人たちの展覧会が毎週開かれている
近くなので昨日も見学
尊敬する先輩の作品
拝借します





2024年10月1日火曜日

外国人の高校受験

前回書いた、日本語教室での教え子、スリランカからのAちゃん受験問題、その後。

このままでは、最悪次の1年間、正式な学校に行かれないかもしれない 、

と思っていたら、

「県では、学校に行きたい人は絶対にとりこぼさない方針です」

と、県の担当者のお言葉。

「えー!入学試験全くできなくても?」

「はい、募集人数枠を、越えなければ」

凄いこと聞いてしまった、定時制高校の話ですが。

定時制高校には外国人枠はない(少数だが、存在はする)。

募集人数枠には日本人と外国人の区別はない。

しかも大抵の定時制高校の入学希望人数は、募集枠よりずっと少ないらしいのだ。


偏差値が低く、人数の多い全日制高校に行くより、

生徒数の少ない定時制高校へ行った方が、先生がよく教えてくれるだろう、

そこでじっくり勉強する方がいいかも、と提言を受けた。納得。

まだ日本語もよくできず、おとなしいAちゃんを、

ガラの悪い級友(私の勝手な妄想)の中に放つのは怖い。

将来も考えると、今回もし全日制に落ちても、定時制に行くことになる方が、

いいのではないかしら。

先生もよく教えてくれるだろうし、この地域に根が張れるだろう。

受験用の勉強ではなく、綺麗な品格ある日本語を学び、

高校ではゆっくり芸術や文化も学んで欲しい。

選択すれば、午後3時半から授業があるのだ。


今回、色々調べた。

巷には営利目的ではない「たくさんの学びの道」があることを知った。

学校に行けなかった人は何歳になっても、学ぶ場がある。

たくさんのボランティアや公的組織が支えている。

まだまだ不完全、とても不完全だが、ある!

何をするにも お金 お金、収益、収益、 の中にいるので、

今回接した教育関係の人々の親切さ、優しさに心打たれた。


私たちの日本語ボランティアには、最近子供が増えだした。

今まではいなかったのに。

私たちも新たな経験を積んでいる。


彼等を放置しないで! 宝物ですよ!






2024年9月12日木曜日

高校受験

 夏休みも終わり、日本語ボランティアが再開した。

来年高校受験を控えた、Aちゃん、16歳の内気な女の子を担当している。

夏休み中は、県主催のネット経由スクールを週2回受けていた。

この1か月の間に、声も大きくなり、進んでご挨拶もするようになった。

マスクからこぼれそうな大きな目が、輝いている。


ハッキリ言えば、高校受験出来るほど日本語はできない。

世界共通の数学もあまりできない。

スリランカ人なので英語は母国語ではなく、あまり出来るわけではない。

受験科目は3科目(英語・国語・数学)で、公立高校の外国人枠で受ける。

日本人と全く同じ問題で、日本語にカナが振ってあるだけだ。

私立の学校に行かれればいいのだが、学費は安くない。

サマースクールやフリースクール(フリーとは、無料の意味でなく自由の意味)も

あるが、お金も交通費もかかる。

近くにある日本語学校などは期間限定でも数十万円はかかる。

そこで巷には日本語のボランティアが多く存在して、

政府の不備を埋めているのだ。


親の都合で子供を連れてくる。

故国でそれ相応の仕事をしていた人も、

日本に来れば(それもここは遅れた保守的な地方だ!)たいした仕事などない。

安い賃金で、不相応な仕事しか採用されない。

そういう家族の子供達が最近増えてきた。

家族の団結は強く、きちんと育っている。

非常に優秀な子供もいる。

親は自分の今よりも、子供の将来の「場」をと願う

なんとかしてあげたいと思う。

せめて学校には行かせたい。将来がかかっている。

何故しっかり調べずに日本に来たの?と言いたい。


「な」形容詞を勉強しましょう!

「きれいな私」「素敵な私」「かわいいAちゃん」

「あ、かわいいは「い」形容詞だね」

大きな丸い目が崩れて、にっこり。


一歩一歩進むしかない。

元気を頂いています。ありがとう😊

バンダナの図柄をよく見るとこっているなあ、
しかも褪せない、飽きない
センスいい、と感心した。
暇ね?
そうかも🌟



2024年9月8日日曜日

ブログ1

 なぜブログを書いているんだろう、と時々思う。

最初は約3か月家を空けた時、私が出会った環境のあれこれを、

手紙がわりに周囲に知らせるつもりで書いていた。

友人の家に滞在していた。

パソコンやインターネットを駆使する環境だったので、

私の生活も、数年前倒しに進歩した。

毎日出会う異国からのレポートブログは、自分の日記がわりにもなるし、

楽しかった。

友人も内容の濃いブログを書いていて、お互い毎日楽しく読んでいた。

私の最初のブログは、人生の休暇期間、 

ちょうど9年前で遙か遠く、でも昨日のような日々だ。

意義ある人生の休日だった。

日本に戻り、これからのシルバー人生に向き合うまでの区切り期間だった。

早く帰り地に足をついて、自分のこれからをはじめたかった。

そのブログは、友人への感謝で終了した。

個性爆発 と思えます



2024年9月1日日曜日

雨  雨 ☂️ ☂️

ここは神奈川県の西に位置する。

自然の被害から、いつも安全に守られていて感謝する。

今回の大雨も、この周辺は何の被害もなかった。


小さな用事がニョキニョキ

なぜこんなに時間がないのかしら。

用事は頭の中でどんどん片付けているが、自分はすわったまま。

歳のせい、にしましょう。

幸せならいいわね。


古本屋で引き取ってもらえなかった思い出の本を
図書館のリユースコーナーへ持って行った
台風のせいかガラガラだった
「ありがとう」の心を込めて置いてきた


2024年8月29日木曜日

私の愛読ブログ

 私は、朝2つのブログを読む。

ひとつは作家の辻仁成氏のブログ、

もう一つは、某水彩画家のブログだ。

偶然の共通点は、共に海外在住で、

共に独身の一人暮らし男性だ。

かなり正直に自分の生活をさらけ出し、人生を受け入れ、

その中で目いっぱい積極的に行動している。

辻氏はパリで60代、水彩画家はアメリカ西海岸に住む、高齢の日本人男性である。

色々なブログを見てきたが、最後まで残ったのはこのお二人のブログだった。


辻氏は作家、歌手、画家、料理家として、全力投球で生きておられる。

私はその作品も歌も姿もあまり好みではないが、

文章は当然上手だし、毎日の激しい生き様を

気を逸らさないように、飽きさせないように、巧みにぶつけてくる。

人気のブログであり、仕事のためのブログでもある。

正直に見栄もなく書いているので、読者も多い。

凄く繊細で縦横無尽の活躍、こちらが心配になる位だ。

たくさんの元気と励ましを頂いている。尊敬する。


USの水彩画家の方に出会ったのは、ネットで水彩画を検索していた時だ。

私の好きな画風だったので、ブログも訪問した。

シンプルでのびやかで、清い心を感じた。

読み続けて、10年をはるかに超えていると思う。


私より少し上の世代のこの方の、自立した生き方は、

自分が年齢を重ねるにつれ、尊敬を覚える。

身体一貫で渡米し、絵を描き、兄弟も親類も旧友もコネもなく、

コツコツ(多分)生きてきた。

高齢になった今、異国での一人暮らしの過ごし方、楽しく生きるたくさんの工夫、

残り少なくなった昔の友人達との、命の源ともなる定期的な食事。

そのブログは短い物だが、毎日水彩画が表示され、

何の見栄も誇張もなく、清楚(清貧ともいえるかも)な人柄が

神々しい。

書いていると、その方を遠方から見守っている気になる。

彼のことは、改めて書きたい。


大型台風が上空でウロウロ動かない。

無事に終わりますように。

よく使いこんだ小さな手提げ袋
よく見たこともなかった。
綺麗。

2024年8月26日月曜日

私の簡単朝食

ぐっすり眠れてはいるが、気候のせいで食欲が落ちている。

私レベルでだが。

食材の買いだしや準備から始まり、食事の支度、調理が好きだった。

健康とダイエットを考え、好物を並べる。

自分で作った料理を食べるなんて、最高の贅沢だと思っている。

リタイア前は、外食や簡単な総菜がメインだったから、なおさら

お家ごはんが一番好きだ。

それなのに、この頃食事の支度もしたくない、食欲も少ないのだ。

お菓子やアイスクリームの方が、好きになってしまった!


そんな時、テレビで紹介された簡単味噌汁朝食にヒント得てて

私流に実行しているレシピを紹介します。

1)野菜中心に様々な余り?具材をだしとゆでて、スープを作っておく。

  味噌汁の味噌を入れる直前の状態でストップ。

  ーだし、なす、わかめ、豆腐、じゃがいも、たまねぎ、何でもー

2)作ったスープ(私は大きめのスープ鍋にまとめて作る)は

冷蔵庫で冷やしておく。

3)味噌汁わんに、ひとすくいの味噌をいれ、熱湯を少しいれて味噌をとかす。

4)冷えている2)を、上から注ぐ。

野菜やだしに、味噌の塩、適度に冷たいスープ、美味です。


今はその気にならないけれど、卵や肉、ご飯などをいれてもおいしいだろう。

味噌は麹味噌のほうが体にいいらしい。

数分でできあがり、ご馳走様!

朝ドラ主人公の別荘が近くにあり公開している。
訪ねてみた。
暑い日なのに風が通り抜ける日本建築。
とてもいい時間だった。




2024年8月22日木曜日

時は流れる

昨日、古本屋のおじさんから古い写真を見たいとの要望(昨日のページ参)。

実は整理途中の写真たちが、大きな箱いっぱいにある。

夏休みの今、古本屋さんの要求は天の助けに違いない。

見せる前に、こちらで選別しておこうと思った。

所が、昨年末に整理した時、風景写真や兵隊さんの写真など、

家族が写っている写真以外は、廃棄してあった。

古本屋さんには残念だが、参考になるのはほんの少しだけとなった。

来週あたり、連絡しよう。

写真を見て思うのは、メインは冠婚葬祭、そして宴会風景だ。

華やかな人付き合いで成り立つ社会だったんだろう。

今もモノのやり取りが、人によって価値観が違うのは、その名残なのだろう。

写真はいろいろな事をかたってくれる。

皆輝いていた若き日!


この家のほぼ全ての物は、私がいなくなったら不用品、廃棄だろう。

今から少しづつ廃棄していって(理想)、80歳になった時、

思い出はほんの一部、「お宝や形見」を残して「今」使うものだけにしたい。

時は流れていく。


夕方散歩に出た。
気温も高くなく、風が心地よい。
夕方の時を告げる鐘が響いた








2024年8月21日水曜日

一歩づつだが進行している過去整理

 私の 「終活@片付け」 は生活上、一番の悩みだ。

頭の中では、いつもああしようこうしようと思いながら、

なかなかはかどらない。

早く片付け終わって、「今ここの」自分の生活第一で生きたい。

今は、心の中は半分過去整理で、でも実際には進まず。

今を生きていない!

宙ぶらりんで、仮想空間にいる感じ。

現実生活もそれ程夢中になれず、興味は多くない。

やりたい事はあるんだ!

いかん!これではいかん!


「終活」の第一歩、今日はやりかけの一つに手をつける。

吉川英治著の新平家物語 全13巻と宮本武蔵*愛蔵版 5冊。

大ベストセラーだ。

全巻揃っていれば売れるかも、と言われたので、一冊づつ包んで近くの古本屋へ。

結果:両方とも、もう新版が出ているので、いらないとのこと。

わかるけれど。audibleでも聴けるんだもの。

LIFEやリーダーズダイジェスト社の大型本全集をいくつか持っているが

全部没。とてもいい本なのに〜。

愛読書をゴミにしたくないのに、残念です。


ちょっと耳の遠い古本屋のおじさん、

古い写真が欲しい、価値があるよ、古い写真は捨てないで、との事。

それから、おじさんのこの地の風景保存活動話を聞く。

この地は歴史的な所でもある。

色々見せてもらう。

この地の過去の風景の保存活動である。

私は先日、明治大正時代の写真を大量に捨てたばかり。

でも一部残っている。

残っているのを、是非見たいとの事。

近いうちに見てもらうことになった。

大昔の写真、良い形で役に立つかもしれない。

多分大正時代のアルバム帳
布製で豪華













旧制中学の写真
私の叔父がこの中にいる
黒い腕章を巻いているので
どなたかがx亡くなったのだろう
質実剛健の男子校だったが、やがて
女性も。私もここの卒業生だ。

 





終活説明会

シルバー的な話ばかりで恐縮だが。


この地区が主催し、地域包括支援センターが行う、「終活」の説明会に行ってきた。

約1時間、出席者は50人以上いたろうか、98%は女性で、賑やかだった。

私は独身で子供なし、親族も近くにはいない、かなりハードな身分だ。

きちんと「終活」する必要がある。

私のようでなくても、今は昔のように親子同居は多くないので、

このような説明会は必要である。

「介護の事」「保険やお金の事」「お墓の事」「葬儀の事」「相続の事」。

「もうそんな事考えながら生きていたくないよ!」と叫ぶ人(笑)。

何も準備していなくても、公的に何とかしてくれる、ということも分かった。

結果がどうでも良いならば。


古い歴史を持つこの地では、それでも多くの親族は近くに住み結びつきは固いが、

一人暮らしはとても増えている。

親族が近くにいれば、一番暮らし易い方法かもしれない。

大変かもしれないが。

終活 説明会は、ある部分他人事のように、明るく学ばせて頂いた。

概略説明だが、考えている事なので良いタイミングだった。

完璧には難しいだろうが、頭がしっかりしているうちにやっておかなければ。


町にはいつも微風が流れて、秋が遠くから様子を

伺っている。早くいらっしゃい🤗




2024年8月20日火曜日

そうよね!

 台所の一隅で、花たちがおしゃべりしているように思えた。

フリージアは春先にいただいたもので、ドライフラワーに変身した。

グラジオラスは支えがなく、庭に倒れていたのでカットして救済した。


昨晩、久しぶりに受けた電話を思い出す。

私よりずっと高齢、90代なのに新たに学びを開始し

(区、または都でやっているシルバー大学だそうだ)、

身体障害者の娘に、毎日お弁当を作って送り出し、

 犬の散歩を欠かさない。

生活に大変な部分も多いだろうに、

毎日を満足して、生き生きと暮らしている!

どんな事にも喜びを見出す。

そういう方だ。


そう、自分の悩みなんて、勝手に悩んでいるだけ。

時の流れに身を任せて、その時の自分の力量内でできるだけの事をしていれば、

それでいい。それでうまくいく、大丈夫な年代になったのだ。

心の持ち方一つで、毎日は大変身する。

当たり前の事を、再認識。


フリージアとグラジオラスが頷いた。

おしゃべりしてる


2024年8月18日日曜日

湿気の多い日は

  蒸し蒸しムシムシ、こんな日には 詩でも読みましょう。

春ではないけれど、春先のように気分を変えて。

ゆったりした気分で。

ワーズワースなどいかがでしょう。


友人の愛犬
よく眠ってる❤️




2024年8月16日金曜日

5分あれば

 ハシビロコウという鳥がいる。

微動だにしないで、じっとしている。

私はたくさん微動するが、時々、イヤ頻繁にハシビロコウのような時間がある。

行動すればすぐ終わるのに、考える時間が長い。固まる。

そういう時、いつも頭に浮かぶ歌がある。


5分 あ〜れば 何でもできる

お出かけ前の 5分間

顔を洗ってご飯を食べて、


子供の頃、朝の時間、ラジオから毎日聞こえてきた歌、

確か雪村いずみさんが歌っていた。

試してみた。 

5分って、本当に色々なことができるのに驚いた。

日常生活はやる事が多大にあり、その一つ一つはすぐ終わる事。

考えずにやれば何のことはないのだわ。

さあ!動ける時はまめに動きましょう。

今日という日、愛する人たちがいてくれる幸せに感謝して。

台風が迫っている
空は緊迫中





2024年8月15日木曜日

夏休みのある一日

夏休み。

テレビには人々がぎっしり、笑いと汗にまみれてはじけている。

見ているだけで疲れてしまい、

クーラーの中にいる自分にホッとする。

夕方、元気モリモリ、買い物を兼ねて自転車で街に出る。

通りにはほとんど人影もなく、車も走らず、人は家の中。

でも、外は微風もあり、悪くない。

走っているうちに、もっともっと走りたくなる。わーい♪

近くの知り合いに寄る。

知り合いは、私の姉夫婦のような安らかな存在。

大歓迎されて、政治の話、本の話、身の回りのよもやま話など約1時間。

その後、買い物に回り汗ぐっしょりで帰宅した。


熱中症注意報のアラーム音と救急車のサイレンが日常的に響いているが、

太陽の動きも変化して、秋も見え隠れする。

今日も新たな気持ちで、前進だ!

日本語ボランティアの新学期がはじまると、また忙しくなる。

週末は台風と葬儀参列。今日は用事でお出かけ。

夏休みはまだまだあるようで、あまりない。

一応牡丹の花、未完成
締まりがないな
頑張る💪








2024年8月13日火曜日

樹木の芽から盆栽 できるかしら

 樹木は春になると種を落とし、その種から芽が出て、

樹木の下にはミニ樹木が出てくる、という事を

今年はじめて知ったのだった。


樹木があると、思わずその根元を見る癖がついた。

公園の梅の木から落ちた梅の実4キロを梅干しにしたという、

御近所さんと変わりないかも。


5月頃、6〜7 本の芽を植えた。大切に育てた。

しっかり根付き大きくなったので、今日こそ、と植え替えた。

ここから盆栽にするのだそうだが、ハテナ だらけである。

とりあえず植え替えた!

もみじがメインである。これからが楽しみです。

それにしても、なんと暑い日が続くのか!

ヒョロヒョロ伸びている
盆栽から遠いような






2024年8月11日日曜日

普通の日

予定のない日 、それも何やかやと忙しいものだ。

以下、普通の日の出来事。


早朝 ピンポンの音

町内の方の訃報。その事で、町内メンバーへの連絡や井戸端会議的なお話。

午後イチ、ブティック経営者のお一人様から電話が入る。

彼女の1週間の夏休み開始宣言。

「予定は?」

「家でゴロゴロ、ゆっくり過ごす、ワーイ」それが一番です。

お一人様でないとできない話題、盛りだくさんで、1時間40分の長電話。


高校時代の旧友で、今はスケッチの友が、

同好会メンバーのための「基礎講座」を開こうと提案あり。

下準備勉強のための、場所と時間を決める。


朝から手紙を書きかけている私は、なかなか筆が進まない。


パソコンメンバーGの1人が、パソコンを購入して喜びの舞 in LINE.

ちょっとだけ喜びに参加してあげる。


夕食は8時頃になってしまい、美味な自作冷凍カレーと

なす、ピーマン、インゲンなどの甘味噌炒めなど食べかけていると、

またピンポン。

近所の幼馴染が訪ねてきた。

ちょっとおしゃべり。


そんな一日でした。

すべて世はこともなし。


自分の世界を満喫したり、人との交流も適度に交えたり、

1人暮らしには工夫も必要だ。

このような日々、とても幸せだ と思う❤️

思わなくては。

少し前の作品




2024年8月10日土曜日

今を大切に

 いつも同じ事を書いている。言い聞かせている。

足元を見て、今を感謝して、静かに質素に生きよう、

今を大切に、と。


ちょっといい加減に飽きてきたわ。

それほど悪い日々ではないし、言い聞かせる年齢でもない。

程々の心配は皆同じ。

どこか自分に不満、不安、肯定しきれない部分があるのだ。

欲張り。


朝のつぶやきでした❤️

友人作、着物地で作ったブラウス
素敵です






2024年8月7日水曜日

近視と遠視

 私は、子供の頃から遠視である。

近視の友人と旅行した時、気付いた事がある。

スペイン半島をバスで数日間縦断するツアーだった。

同じ席に座って何日も外を見ていたのだが、見ていたものが全然違うのだ。

私は遠くの空や赤い大地に広がるオリーブの樹々を、

友人は窓下のお土産屋さんや、現地人の話がメインである。

友人は近視。

視力に絶対関係があると思った。


同年代の友人との世間話が楽しみな年代になってきた。

何を食べてどう美味しかったか、どのようにどこで何をしたかなど

手が届く身近な話題が多い。

足元をしっかり見て立っている事こその、ゆったりだろう。


私は遠くを見がち、遠視の癖かもしれない。

「生きている目的」なんて考えてしまう。

足元をおろそかにしがちだ。

目的は関係ない。


何気ない、今のこの時間こそが生きる意味だ、目的だ。

いつも足元にあるこの日々、

何と愛おしく大切なんだろう。

この家、この部屋、この食器類、みんな、

何と愛おしいことか!

大切に感謝して暮らしていこう。

私の「今」を抱きしめた。


さすが立秋

朝の微風の中に、秋が混じってきた。

蝉時雨がそれを迎える。


道は続く

2024年8月6日火曜日

夏の朝

 














2024年8月5日月曜日

今日も暑そう

目が覚めると、外はもう強烈光線。

 目前に用事があると、ぱっと動くのだが、

目前の用事がないと、クーラーの冷気に沈む。

日中でも、外に出れば 微風が流れ、それなりに心地よいが、

強烈な太陽光線の中、日中でも通りはシーンと静まり返り、人の気配はない。

遠くから蝉時雨。

子供の頃は、この時期、水着を着て

浮き輪を持った子供たちが、海に向かって駆け回っていたっけ。


遠い目をしてそんなこと思う私、今シルバー。

クーラーに沈んでお昼寝したいけれど、今日はお出かけ。

さあスタート!

蓮の葉の上でゆらゆら揺れながら
冷酒でも飲みたいとの感想
私ではない!







2024年8月4日日曜日

私の散歩道

ここ、故郷に戻ってきた頃、

「家のそばに、お城と庭園、そして海!

いい散歩の場所があっていいね!」

と言われた。

 故郷の狭さに批判的だった私は、無反応だった。

冷笑を浮かべていたかもしれない。


所が今は、酷暑の日や天候の悪い時は別として、お城周辺が、

私の散策ベストな場所である。

お堀には季節の水鳥、長い時に身を置く大木の四季折々のファッションショー、

季節毎の花々、その果実など、一瞬も同じ時がない。

お城周辺も整備されて、ちょっと垢抜けてきた。

近くに海の気配もする。

散歩道も最後に近づくと、幼い頃妹と乗って遊んだメリーゴーランドの2匹の馬が

私を迎えてくれる!


私は馬たちに、木々に、古い建物に挨拶しながら、

水彩画のための写真を撮り、俳句を考える。

至福のひとときである。


先の方に、赤いブラウスを着た白髪のお婆さんが、

にっこり笑って手を振っていた。

数年後の自分は、ああいう感じなんだろうな。

友人達と仲良くして親族と行き来しながら、

私はここでこうして年齢を重ねて生きていこう。

丁寧に、感謝して❤️


いつも待っててくれる2頭
(撮影は秋)












子供が座るには大きすぎるくらいの鞍
今はやっと入る大きさ❤️


2024年8月3日土曜日

早朝散歩

 暑い日が続く今の季節、早朝から散歩する人は少なくない。

犬連れも多い。

人が多いといっても、日中のようではない。

近所の方にも会う。

彼女は朝の散歩で、公園にたくさんある梅の木から落ちた梅の実を拾い、

4キロにもなり、梅干しを漬けたそうだ。

夕方、お裾分けを頂く。さすが上手。美味しい。


久しぶりのパソコン教室へ。

近くに住む仲間の一人が、涼みがてらやってきた。

それぞれのシルバー人生のおしゃべり。

授業を開始すれば、そこは感情の入らない機械の世界。

さっぱり。

多忙で賑やかな日だった。


新鮮な空気










朝!












2024年7月29日月曜日

号泣


 パリ オリンピック 柔道。

兄妹金メダルが期待されていた妹の阿部詩(あべ うた)が、

負けた。

会場に響き渡る号泣の声。

悔しい!金メダルを確信してやってきた4年間!

そのような思いが伝わってくる。

かなり長い時間だった。


思いっきり吐き出して!と、思いながら見ていた。

溢れ出る負の思いを、多くの観客の前で吐露できる。

日本人も変わったな。

彼女は立派に立ち直れるだろう。

見守り、彼女をガードしていた家族の表情が心に残った。


2024年7月25日木曜日

庭仕事

 早朝の庭仕事、今日で3日目。

少しづつ、でも継続的についやっている。

ちょっとの時間で、見違えるくらい生き生きしてくる植物たち。

気持ちいいし、楽しくもある。お隣に感謝もされるし。

家の中はワンダーランド。

暑いので、お片付けには丁度いい。

グラジオラスが咲いた!













少し前の収穫
今は強烈な太陽のため、一休みトマト


2024年7月23日火曜日

月桂樹

 我が家の小さな庭には、足の踏み場もない程、

鉢に植えられた樹が有る。

種々の椿、オリーブ、月桂樹、ブルーベリー、イチョウ、

バラ類ーーー

特に月桂樹が伸びて育って、蔓草に絡まれて大変なことになっている。

遂に今日の朝、5時代に起きて、気になる部分をカットした。

30分を過ぎた頃、途中で大きな蜂🐝が出現!

最悪な部分は終了したので、今日は終わり!よくやった!


植物とのやりとりは楽しいけれど、しょっちゅう手入れをしていれば

なんて事ないのだろうが、きちんと世話をするには

手をたくさんかける必要がある。贅沢な趣味だ。

もう整理する、または庭を中心とした生活をするのもいいかもしれない。

まだ元気なので、少しずつ整理しながら簡単にしていきたい。


ベランダのトマト達(2苗)は、最初順調で、

美味しくいただいていた。

しかしこの1週間は暑さにやられている。

終了だ、多分。

朝ちょっとだけ刈った結果
どの葉も美しく光っている















2024年7月22日月曜日

まだやめないぞ!

 絵を鑑賞したり、描くことが大好きだ。

子供の頃の私の絵は、しっかり優等生の絵だった。今は雑!

毎週お稽古に行っていたのだから、好きだったのだろう。

歳をとり、絵を描く時間を持てるようになり、高校時代の旧友達が参加している

スケッチのクラブに入ったり、別に先生についたり、

不真面目ながら、まだ辞めてはいない。


しかしだ!ダラダラ月一回位筆を持っても何の進展もない。

「書き始めた頃から何も上達していないじゃない!」と言われた。

はいそうです。

歳とった。

趣味三昧してもいいじゃない、

勿論他のこともするけれど。

楽しくゆっくりでも途切れさせずに継続していこう。

ジャーン🎉 最新作の絵。色々試しているんです♪

三部作ではなく、同じ絵です(^_^)

いつかもっと上達した絵も描けますように!










ボランティア

 気がつくと、自分の活動の中心は日本語ボランティアになっている。

色々な事をやっていた頃、時間不足、体力不足で、

残念だれど辞めようと、何度も思った。

しかし、いくつかの活動は、先生やメンバーの高齢化や活動そのものが停滞し、

中止や尻窄み状態になってきたのだ。

コロナ時期の影響は大きい。


夏休みである。

日本語受講生の中に受験生が増えた。

高校受験生や日本語能力試験を受けようとしている。

彼らにとって、夏休みは重要な季節。

高校受験生となると、こちらも責任を感じてしまう。

自分の年齢の1\4 にも満たない子の将来、

幸せになってほしい。

高校受験の大切さは、おっとりした南国から来た子には

なかなか伝わらない。

マスクから除く、こぼれそうな大きな目を輝かせながら、

数詞に取り組む。


少しだけだけれど自分の時間が、

将来の助けになれるのは、幸せなことだ。

私も、その若さと夢に助けられている。


木陰!


2024年7月21日日曜日

コロナにかかった

 7月の初め、密な予定が最高潮に達し疲れもあったのだろう、

コロナになってしまった。

検査キッドを準備してあるにもかかわらず、鼻の奥の奥まで

綿棒が到達できなかったようで、無効結果。

土曜日(7月13日)の朝、かかりつけ医に連絡を取り、後はスムーズに事は運んだ。

熱は一時的に少しあったが、喉の痛みはあったが、

新薬のおかげか、軽い風邪のような症状で済んだ。

休暇と思ってゆっくりした。


今日から普通生活開始だ。

暑いし年齢も考え、ゆっくり丁寧に、

感謝して生きていこうと、今更ながら確認 決心する。

映画 Perfect Days が心に浮かぶ。


個人隔離していた数日間、周りからの心遣いが嬉しかった。

どうもありがとうございました😊



昔作ったロゴ
コマルコです❤️











2024年7月4日木曜日

早起き生活開始

酷暑の夏が急激にやってきた。

先週位から、朝歩いているが今日の6時代は

太陽光線が痛い位だった。

歩く時間をもっと早めたほうがいいかなあ。

帰宅時は汗でドロドロ。

シャワーと洗髪、髪のセット、大変!

短髪白髪のままが、一番面倒なく知的なんだけれど、

皆そっくり。もうちょっとセミロング頑張ってみる。

それでも歩こうと思うのは、気持ちがいいし、

姿勢の変化を実感するからだ。


薔薇の季節
















お堀のはすもどんどん開花している


お盆休み

ちょっとはちゃめちゃな1週間だった。 お盆休みでいろいろなことがお休みになり、 人々の多くは「家族行事」の週だ。 少なくなってはいるが、子供や孫を迎える、 というのが昔ながらのスタンダードな平和風景だ。 特に予定のない私は、絶対に家の整理!絵も描きたい!と思っていたのに、 抜本的...